北大チームの発表出蟻お集団では普段は働かない蟻が、常に2~3割存在すると言う。信州大浅見教授は「休んでいる蟻の重要性を示した価値ある成果だ。人間も休むことが大切だと改めて気づかせてくれる」との事。人間の集団は精鋭ばかり集めたつもりでも、あまり働かない人が必ずいる。この働かない人を除いてもまた残った中から働きの鈍くなる人が生まれると言う。人間社会も緊張の連続は望んではいけない適宜の休むゆとりが必要ではないか。この現象を巧みに切り替え善導すれば特に会社を救う技術が生まれる可能性もある。これらを蟻社会が本能として持っている素晴らしさは参考になる。
18年間にわたって世界経済の舵取りを担ったグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長の回顧録で、2003年春の米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だったと暴露した。大量破壊兵器を保有していると我々も騙された。当時米国の原油は、16年で渇すると予測し、資源の宝庫中東は戦略的に最重要地域とみなし、イスラエルとサウジアラビアは米国の最重要なパートナーとして扱ってきた。ところが「シエール革命」でなんと原油生産で≪石油大国」となった米国にとって「中東」は最重要地域でなくなり、戦略を中東からアジアにシフトするとオバマ大統領は宣言した。事実上イスラエルとサウジアラビアはもはや重視しない極めて冷淡な対応となった。こんな時をあたかも狙っごとく中国が台頭し始めヨーロッパをして雪崩現象を起こしいる金儲けがしたい単純な動機でも看過してよい物でなく、アメリカも金儲けがしたいし、世界をリードしたいと思うが、それだけの力が失せた今日のアメリカとどう付き合うか、あっさり日本を見捨てて中国との親密を画策しないとは限らない。沖縄基地のは北朝鮮が重要攻撃目標と公言している現在、尖閣諸島には飛行場が建設できるでなし、何か目標が違っているのではないか。海兵隊戦法が防衛重要手段となりうるのかはなはだ疑問である。尤も原始的な、最も悲惨な戦闘が行われることを憂うる。金余りで国を挙げての死の商人にはなりたくない。
14歳から10年間最後は300人を超えるAKBの総監督を務めあげた高橋みなみのリーダー論に興味を持ち、幼い女子の集団をまとめ上げた努力に敬意を表する。後輩に対して、自ら実験台に立ち、試行錯誤しながら、風通しの良い雰囲気作り、女子に陥りがちな小集団をとこほぐす「ダマ」の消滅に心掛け、模範の通りと自信を持たせ、メンバーの手本になるよう絶対にぶれない努力と行動を心掛けた点、そして後輩たちに任せて育ててゆく意思の強さには感服する。とかく任せることのできない人が優秀な人に多い中、リーダーを自分なりにつかみ得たのは鮮やかだ。近年の女子の大臣の幼稚さは高橋みなみに学ばねば、大臣席の天狗では日本が危ない。我が身が24歳の時を顧みて、改めて推奨する。
TPPを非凡な努力で纏めた甘利大臣の一瞬の指導者の緩みで大臣を辞任しなければならなかった悲哀、珍しく硬派の人物と期待していただけに残念だ.秘書を含め常時緊張感をもって政治に専念しべきを、長年の陰の部分に放任が存在してしまう改革が必要ではないのか。この問題とガラッと変わって大臣の資質の問題が目に付きだした。自分の担当の歯舞が読めない大臣、発言の訂正が目立ちだすこのごろ、特に難しいTPPを引き継ぐ石原大臣の責任はきわめて重大で、日銀総裁の動向と共に日本の経済に及ぼすこと極めて大である。代議士の質の低下は誰が正すのか。一人前と思うな、厳しく指導しないとただ投票の一票がほしいだけの政党はやがて滅びる。
法を無視し全世界に向けミサエル攻撃の威容を誇らしげに宣言する北朝鮮、日本人を所謂人攫いして何年になるのか。約束はことごとく無視し引き延ばしし問題の自然消滅を企てる以外理解しがたい非人道的行動に対して、北朝鮮人の重要人物を交換目的に拘束する以外方法を失ったように思われる。下手をすると拉致された人の人命にかかわる問題、だがここにきて俄かに改心する国家でないことは明白になった。時期を失うと日本国の真価が問われる。