のほほん主婦のきまま生活

裏千家茶道と着物大好き

思いが通じない辛さ

2015年12月17日 | 日記
私は楽天でも同じ見出しでブログを書いています。
そちらは、主に生活に密着した現実味のあるブログ。

こちらは、辛いことは書かず楽しいことばかりを書いています。

専業主婦のくせに、着物を着たり、茶道を習ってたり優雅そうに見えますが、実はそれは表のいい面だけを見せています。

実際は、余命宣告を受けた14歳年上の夫がいて、結婚して34年になります。
昨日ぶつかって、出ていけ・帰ってくるな・俺の飯は自分で作るなど、悪態をつかれています。

元は胆石の手術の失敗があって、最近は年4回入院して内視鏡による手術を受ける生活です。
でもそれだけだったんです。

夫は週3日仕事に行っています。でも2~3時間したら帰宅します。
そして、大半をリビングでテレビを見て過ごしています。

だから一人でゆっくりできる時間は限られていて、ぼやぼやしてるうちに掃除機をかける時間を逃してしまったり、結構イライラのある生活をしていました。
ず~っと一緒にいると精神衛生上よくなくて、パートに出ようと就活をしておりました。

そして、ひと月前の入院でアルコール性の肝硬変で食道静脈瘤があって、余命数か月~数年と告げられ驚きました。
通院していた夫も、初めて聞かされたようでひどく落ち込んでいます。
なので、上に書いたような言い方をされたのです。

でも、先月30日に退院してからずっと、夫の言うとおりに尽してきました。
夫を失うかもしれない不安は、家族みんな持っています。
死ぬ辛さよりも、残された後をどう生活していくのか、いろいろ毎日考えて、夫にいらぬ心配をさせないよう努力する方がどれだけ辛いか。

でもこの思いは、夫にも子供にも親族にも通じません。
ちょっと心が折れました。
年賀状を書く気にもなりません。買いに行こうとも思いません。
今日は、この時間になってもベッドから起き上がれないでいます。
昨日夕飯を遅い時間に食べましたが、お粥が口や胃にチクチク刺さるような感じがしました。
頭が重い。身体も重い。

これが私の真の姿です。