のほほん主婦のきまま生活

裏千家茶道と着物大好き

温かみのある上質の積み木

2015年12月31日 | 日記
子供にしては、結構大きな積み木でした。

昭和30年代なので、木もいいものが使われていました。
手触りに温かみを感じていました。

大きさも程よく、種類も豊富。
長さと厚みの違う直方体が多く・立方体・三角柱・円柱くらいだったかしら。

今みたいにキャラクターなんてありません。
でもそこがよかったです。

毎日タワーを作っては、倒すのに快感を味わっていました。
レゴのように、たくさんの組み合わせはないけれど、自然と数学が身に着いたような気がします。

これとこれを合わせれば、この積み木と同じ形になっることを自然に学べました。

今は玩具に、いらない要素をつけすぎているような気がします。
子供時のあの積木があれば、毎日想像力を発揮して立体の幾何学が身に着きました。

質のいい、シンプルな玩具こそ子供の創造性を伸ばすと思います。

京都のホテルでいただいた近江牛

2015年12月31日 | 日記
旅行にも飽きて、京都のホテルで1泊し美味しい料理をいただいていた時が3年ありました。
交通費がいらない分、食事にお金をかけられたんです。

ステーキのお店に入りました。
勿論メニューはシェフにお任せ。

その日一番のお肉を焼いてくださいました。
生まれて食べた中で、一番おいしいとろけるようなお肉でした。

自信作だから、感想なんてもちろん聞かれませんでした。
美味しいのが当たり前って感じ。

ただ、3種類の食べ方があって、まずは塩でいただき、次はわさび、最後はソースでいただくよう指示がありました。
きっと、お肉のおいしさをいろいろ感じて欲しかったのだと思います。

感想を聞かれなくても、客が勝手においしさを表現するのです。
そして「どこのお肉ですか?」と聞いたら「近江牛です」とおっしゃいました。

最後に残しておいた脂身を刻んで、ガーリックライスを作ってくださいました。

他にもローストビーフを出されたホテル。
これは、ひと月限定のメニューでした。

あと1回もステーキでした。やはりシェフは「いかがですか?」とは言われませんでした。
別にミシュランの星がついているお店ではなかったですが、最高のおもてなしを受けることができました。

大阪に住んでいて京都のホテルは結構新鮮でした。
でも、最近は外国人が増えすぎて行きたくないのが正直な気持ちかしら。

一流のお店は自信作しか出されません。だから感想を聞くまでもないことを知りました。
美味しく食べる食べ方だけ、教えてくださいました。

今はいい思い出になりました。