のほほん主婦のきまま生活

裏千家茶道と着物大好き

今年は「茶」かしら

2015年12月29日 | 日記
今年一年、お茶のお稽古に励みました。

お点前だけでなく、教養として歴史やその他色々なことを吸収できました。
作法と文化の両面から見られるようになりました。

今のように便利でなかった利休さんの頃のおもてなしは、大変だったと思います。
名水を朝早くに汲みに行き、夏は涼しく・冬は温かに。
客人に合わせて、炭を調節して美味しく差し上げる難しさはどれほどのことだったか。

お道具もずいぶん揃えました。
でも、ただ好きなものばかり揃えるのではなく、真・行・草の取り合わせの難しさも学びました。

和室が使えるようになったら、模様替えをしてお茶室として何も置かずに過ごすつもりです。
ただ、野に咲くような茶花をそろえることができません。
先生はプランターでお育てとのこと。
私は植物を育てるのが、大の苦手。
茶花はお花屋さんでは売られていません。

ホームセンターで苗を買って育てるか、山里に探しに行くか。
都会の真ん中では、川にも生えていないのです。

勿論精進して、許状を少しずつクリアーしていきたいけど、本当にお茶が好きな方をお誘いしてお点前を楽しみたいと思っています。

お茶に付随して、着物もたくさん仕立てました。
コーディネートできるくらいになりました。

小物も少しずつそろえていっています。
いつの日か、毎日着物で過ごせるようになりたいです。

お茶に関するものには「銘」がついていて、ここでも取り合わせが必要です。
禅宗と共に伝わったので、禅語を学ばねば。
季語からついたもの、和歌集や物語からついたものもあります。

有名なお道具を美術館・博物館に足を運ぶこと。
本で学ぶこと。
子らからも、楽しみは尽きません。

年末・年始のすごし方

2015年12月29日 | 日記
我が家は4人家族です。
息子は東京在住で、大晦日に帰ってきます。
娘は近くにいますが、やはり30日まで仕事なので大晦日です。

大晦日のお昼は、毎年お寿司の出前を取ります。
息子の誕生日が12月なのでお祝いを込めていただきます。

今年は、デパートの宅配で鯖寿司に蕪を巻いたのを頼みました。
選べるお歳暮で、てっさが届くことになっています。

夜の年越しそばも京都の店のをやはり宅配で頼んでいます。

私は、正月3が日のお雑煮の材料をそろえて冷蔵庫に保存します。
夫の家に伝わるお雑煮でお澄ましです。
かつお出汁に、金時人参・大根・牛蒡・ユリ根・ちくわ・細かく切った豆腐を入れておつゆを作り、餅は丸餅を沸騰させた湯で柔らかくします。

雑煮椀にお餅を入れ、塩を入れた湯に通したしゃぶしゃぶ用のぶりと湯がいたほうれん草を入れ、おつゆをはります。
最後に、大根おろしとかつおの削り節とあぶってちぎった海苔を乗せたらできあがり。

1年のうち4人そろうのは、1~2回だけなので話は尽きません。
夜は格闘技が好きな息子がテレビを独占。
NHKはニュースのみです。

子供たちは遅くまでしゃべっていますが、親はいつも通りに休みます。

明けて元旦。
夫が初番茶を作ります。
私は、4人分のお抹茶を点てます。
お雑煮とデパートに予約していたホテルの和・洋・中華のおせちをいただきます。

一息ついたら、引っ越してきて16年お参りしている地元の神社に初詣。
勿論私は着物で出かけます。来年は何を着ようかな。
遅くなるとすごく並ばなくてはいけない程です。
写真を写して、お守りを授かって、甘酒をいただきます。

夫と息子は先に帰り、私は娘のマンションに年賀状を取りによります。

家に着いても、みんなお餅でお腹がすかないとか言って、おせちをボチボチつつきます。
ぶりの塩焼きも定番かな。おろしをたっぷり乗せて。
カニのしゃぶしゃぶ、すき焼きのお肉、今年は仙台のタンもいただいています。

2日になると、子供たちが友達と約束があると出かけます。
息子は1~3日、ニューイヤー駅伝・大学駅伝を見ないと正月じゃないといった感じ。
そして、3日には早くもお開きです。

こうして4人で過ごせるのもあと何年かな?
来年は娘が嫁に行っているといいのですが。
早く孫の顔が見たいです。

かくして、私の体重はまた増え気味になるのです。
来年は元日からお店が開くので、ぶらぶら出かけようかな。

今年はトランプをしました。絵手紙も書きました。
来年は、お習字の用意をしています。

新しい手帳に書き込んだり読みたい本もたくさんあるし、暇なしってところかしら。

ジェネリック医薬品の効果について

2015年12月29日 | 日記
ジェネリック医薬品は、特許の切れた新薬と同じ成分を入れて作ります。
新薬を作った会社の製法は公開されません。

ジェネリックメーカーが、独自の製法で作ります。

一粒の錠剤を作るのには、いろいろな混ぜ物が必要です。
成分だけでは少なすぎて錠剤にはなりません。

賦形剤と言ってかさ増しをします。
乳糖だったり、でんぷんだったり、メーカーによって違います。

工場内の機械の上を滑らせるのに、滑りやすくするものを入れます。
例えば片栗粉のように、スプーンに引っ付くような薬では、部分的に成分量が変わるからです。

嚥下障害のある患者さんのために、口の中で溶けるようにしたお薬も最近増えています。
いかに早く溶けさせるか、メーカーは競って製法を考えます。
ここでまた、他の成分を加えます。

胃で溶けずに、腸まで運ばれて溶けるお薬もまた製法が複雑になります。
1日1回飲めばいいように、効力持続化製剤を作るには、早く溶ける部分とゆっくり溶ける部分を作らなければなりません。

このように、お薬を作るにはいろいろな工程を経るため、メーカーによって加える添加物が違う以上、全く同じ効き目が出るという保証はないのです。
リトマス試験紙でおなじみの、酸性とアルカリ性を表すペーハー(PH)の違いによって、体内で溶け方が変わります。

日本薬局方の中に、溶出試験というのがあり、これをクリアーしたものだけが市販されます。
しかし、データには幅がありますよね。常に同じというわけにはいきません。
ばらつきの多いメーカーの商品は、常に同じとは言えないのです。
溶出試験は特に先発メーカーに厳しくされています。

ジェネリックメーカーも、立派な試験室を持っているメーカーとそうでないメーカーがあります。
多く利益を上げるメーカーは品質管理にお金をかけられますが、利益率の悪いメーカーは作ることに力が入ります。

以上のことから、新薬と全く同じ商品は作れないことがお解りかと思います。
食品メーカーでも、製法(配合)はごく一部の人しか知らされていません。金庫の中に厳重に保管されています。

しかし、私の考えは、血圧や便秘・痛み止め・解熱など薬の効果が自分で判断できる薬はジェネリックでもいいと考えています。
かかりつけ薬局で、いつも同じメーカーのジェネリックを飲んでいれば、体調変化はそうはないと思います。

血圧の薬でも、あちこち薬局を変えるとジェネリックメーカーは指定できないので、変動があるかもしれません。
なので、行った先の病院の前の薬局でもらうのではなく、家の近くのかかりつけ薬局にすべての処方箋を持ち込めば、相互作用や重複も調べてもらえることを是非覚えておいて、実践してください。
あなたが話しやすい信頼のできる薬剤師を指名すれば、あなたのすべての健康管理を引き受けてくださいます。