先月25日に私の父母のきょうだいたちの最後の生存者
だった父の姉が亡くなった。つまり「伯母」さんです。
自宅で一人で暮らしていた98歳だから、老人ホームに
入居して数か月後の死を、私は大往生と思っている。
10月25日は昨年吾が母が亡くなった日である。偶然で
しかないけれど、やはり少し不思議な感覚がある。
その伯母の死で、私の戸籍謄本と印鑑証明を従兄弟に
郵送しなければならなくなった。
ところが、その作業が実に面倒だから腹が立つ。
調べたら「コンビニのコピー機で入手可能」となっている。
山形市も対応可能と書いてあったので、戸籍謄本も印鑑
証明書も入手しようとして出掛けたのだった。
先ずは、印鑑証明書。
初めてマイナンバーカードが役立つ日が来たのだ(笑)
ボタンを押し始めて2分も掛からずに入手。300円。
次はいよいよ戸籍謄本である。
こちらもマイナンバーカードを使ってボタンを押し始める。
対象(本籍地がある市町村)の町を提示する為に東北の
ボタンを押し、次に山形県のボタンを押し、次に「ヤ」の
ボタンを押した。もちろん、次に現れるのは「山形市」。
と、思ったら、画面に現れたのは「米沢市」だけ。
うそ!県庁所在地の山形市が未対応なわけがない。
もう一度繰り返しても、遂に山形市は出て来なかった。
ええい、腹が立つ!じゃあ郵送してもらおうかい!
帰宅してパソコンで調べると、結構面倒である。
第一、戸籍謄本交付請求書って、持ってないし・・・。
あっ、松山市役所でも貰える筈だ・・・。
ということで、松山市役所道後支所へ。
そしたら、受付嬢がとても綺麗で、その上、とても親切。
書き損じも考慮してくれたのか、二枚も下さった。
で、帰宅して早速記入して行ったのだが、最後の最後に
戸籍謄本を利用する理由と、提出先も丁寧に書かねば
ならい、とある。
なので従兄弟に電話して訊いたら、本人も上手く説明が
出来ない。どうやら遺産の事ではなく、他の理由らしい。
これ・・・、あと二週間以上は必要だな、と観念した。
〇先ずは妹に本籍地の住所を調べてもらう。
〇従兄弟は理由と提出先を私に知らせる。
〇従兄弟は私とのラインを繋ぐ為、息子にやらせる。
〇私は理由・提出先を記入し、山形市役所に申請郵送。
〇山形市役所が戸籍謄本を郵送してくる。
〇それを従兄弟宅に郵送する。
移住してきた際に本籍も松山市に移せば良かったのだ。
それにしても、マイナンバーカードを国民に作らせても、
実際はこんなに不便なのである。
何の為のマイナンバーカードなのか、と言いたいわけ。