昨日は私の一年の感想を書き、本日は日本の一年の
感想を書こうと思っていた。日本の一年で頭に浮かぶ
のは「安倍晋三元首相の暗殺」だから、それに就いて
個人的見解を示そうと思っていた、ということである。
だが、新潟県での雪害による大渋滞が酷過ぎるので、
「安倍晋三元首相暗殺」の件は明日に書くこととして、
タイムリーに雪害に就いて私見を述べる。
大雪に見舞われたのは、地図で確認すると、柏崎市と
小千谷市と長岡市を結ぶトライアングル地帯である。
以前なら、そんなに降雪量が多い土地ではないのに、
ドカンと降り、大雪を軽く見てしまったドライバーや職業
として動かねばならないトラック等が動けなくなっている
のである。
動けなくなった車が数台スタックすれば、後続の動ける
車も詰るだけ。それが連続すれば除雪車の出番なし。
何時間も要して、先頭のスタック車を一台、一台動かし、
後続車両も時間を要して動かす以外に術は無いのだ。
詰っている箇所に、新雪が後から後から積もるのだから、
スタッドレスタイヤやチェーンの問題ではなくなる。
大雪を知らぬ人たちが、色々なことを言っているけれど、
大雪警報が出ている最中を多くの車が走れば、今回の
ような惨事は起こるべくして起きているに過ぎないのだ。
思い出していただきたい。
昨年は富山県で、自衛隊が出動する大渋滞が大降雪が
原因で起き、それと同現象が新潟で起きただけである。
その原因を理解していれば賢明な人は巻き込まれない。
夏場に起きる線状降水帯と似ている線状降雪帯が原因
なのである。
だから特徴として「局所的大降雪」が起きるのだ。
線状降雪帯が起きるのも地球温暖化が原因である。
高水温の対馬海流が日本海に流れ込んで、北西からは
シベリア寒気団が日本海に吹き込んでくる。
すると、水分を多量に含む雲が発生し、日本に上陸した
途端にドカ雪を降らせるのだ。
温暖化が原因なのだから、解消することは考えられない。
なので今後、毎年、日本海に面した何処かで、同現象が
起きる、ということ。
だから気象庁が、「線状降雪帯警報」という名称の警報を
出した時点で、国交省も動き、通行規制を出さなければ、
毎年、日本海に面した何処かで、同現象が起きる、よな!
で、地球温暖化は益々酷くなるのだから、同時多発的に
ドカ雪が降るんじゃないの!
今朝9時半に国交省大臣が「予防的処置を取る」と言って
いたが、24時間前に言ってないと「予防」とは言えない。
(何を間抜けなことを・・・)と、首を捻った。
「四駆じゃないから、ここから先通れない」と、24時間前に
国交省が通達してこそ「予防的」なのである。
松山は外気温が8度程でも、日が出ていると部屋の中は
温室効果で暖かい。
(まっちゃまはええなぁ)と思って、申し訳ない。
【追記】
読者のガド君からコメントを頂戴した。
大丈夫。今のところ自殺を考えたこと、ないし。
長生きしていい老人、と思われてるのが嬉しいね。