朝の８時前からマラソン・グランド・チャンピオンシップを
観戦した。
このレースは略して「MGC」と言われているもので、パリ
五輪出場の二選手が選ばれる大切なレースである。
先ず男子勢がスタートして１０分後に女子がスタート。
主に女子レースを観戦し、折々に男子も観戦した。
天気予報通りの本降りである。
二週間前の雨ならへっちゃらだろうが、今朝の雨は躰を
冷やすので寒さに弱い選手は堪えるに違いない。
実は、東京競馬場（府中市）の２レースと３レースで勝負
する予定だったので、この雨なら重馬場だろうと察した。
馬も馬場状態で走りが変わるので、初めて重馬場で走る
馬に過大な期待をするのは危険である。
だから８時の時点で（小さく賭けねば）と決めたのだった。
２レース・３レースのどちらも騎乗するのは岩田康誠騎手。
実は競馬ファンからとても嫌われているのだが、私は彼の
騎乗を信頼している一人である。
勝負師だから、時折ラフな騎乗になってしまうのが許せぬ
人たちが口々に悪く言うのである。
４９歳のベテランだから、雨の騎乗は大変だが、頑張って
もらわねばならない、と期待した。
話は
MGCに戻って・・・。
私が期待したのは「一山麻緒」君。
この人、間違いなく雨女である。彼女が走るレースは雨が
多いのを私は覚えているのだ。
東京五輪で入賞したのは彼女だけなので、一番期待して
いるのである。
「結婚相手が愛媛県宇和島市出身の鈴木健吾君」なのも
応援する理由なのだが、夫の方は雨に弱く、スタートして
すぐに脱落してた（笑）。
では、一山麻緒君と、岩田康誠君の結果発表。
麻緒君は最後に抜かれて②着。これでパリ五輪出場が
決まったので安堵の涙を流していたが、（抜かれる内容
かぁ?）とも思え、私の期待度は下がってしまった。
岩田君は２レース②着。３レースは③着。
どちらも複勝馬券は的中したが、単勝も買っていたので、
儲けは微々たるものに・・・。
でも、騎乗に不満は全くなく、相手が強かったのだ。
で、「GⅠ 秋華賞」は観るレース。
川田将雅君は３８歳の誕生日をリバティアイランドの牝馬
三冠で飾った。
暗いゴーグルを人前で取らなかったのは泣いていたから
である。頬の形で、わかったのだが、如何にも彼らしい。
おめでとう川田君とリバティアイランド。
