「子供・子育て政策」というのがある。
「子育て政策」というのは明確に解るが、「子供政策」と
いうのがピンと来ない。
「子供政策」の中には「少子化政策」も入っているのか、
私は知らないのだ。
多分入ってるのだろうが、入ってないのかもしれないと
思わせる辺りに、やる気の無さを感ずるのである。
では、「少子化政策」に就いて、本日は語りたい。
私が知る限り、少なくとも30年以上前から言われていた
問題である。
何故問題かは莫迦でも解るだろうから、省くことにする。
既に私は結論を言っているが、覚えてらっしゃるか。
もう少子化を止められる術は無いから人口減少に備えた
政策を急ぐべき、なのである。
その上で、少子化対策もやるべきなのだ。
つまり少子化の加速度を少しでも遅らせる政策である。
岸田首相は、「あと6年間の猶予がある」みたいなことを
言ったが、あれは100%叶わぬ希望を言ったまで。
政府の人口問題研究所だってもう計算済みで、民間の
人口問題研究所の方が正確な数値を計算済みなのだ。
つまり、政府の計算には希望も入っていて、必ず外れ、
民間の計算を信ずるのが正しいのは周知の事実。
そこに誰も予期せぬ新型肺炎ウイルス過が・・・。
それで益々出産数が激減したのである。
昨日、少子化を国民に匂わせるニュースがあった。
私立女子大学の定員が割れすぎる事態になっている、
というニュースである。
そんなこと、分かり切ったことなのに、騒いでいる。
私立女子高だって20年以上前から共学になっている
じゃないか。何を今更・・・でしょ。
だから私は、「保育園~大学院まで公立だけでいい」と
既に言っているのである。
子供の数が少なくなるんだから、当たり前でしょうに。
さて、26年後は2050年。
その2050年に赤ちゃんが何人産まれると思いますか。
政府の計算では67万人である。
でも、これは先ほども書いたように、希望的計算。
民間の計算では既に50万人を切っているのである。
僅か26年後のこと、ですぞ!
如何に政府・自民党が無能な人たちの集まりか。
だから先日、国民・都民を「知らぬが仏」と言ったのだ。
【簡単な説明】
出生数は、出産可能な女性の人数で計算される。
既に、出産可能な女性の人口が減っているのだ。
だから、6年で巻き返せる、というのは無理なのだ。
強制的に妊娠させたり、人口中絶を禁止したり、必ず
産ませることは出来ないのだから、計算は外れない。
否、計算での出生数より早く少なくなる可能性の方が
高いのかもしれない。新型肺炎ウイルス過のような
出来事が再三再四起きる可能性もあるからだ。