ダウンタウン・松本君は、今回の女性問題が原因で引退
するだろう。もう稼がなくても暮らしていけるだろうし。
稼がないと困る状況があるとしたら、妻と離婚して多額の
慰謝料と養育費等を請求された場合ぐらいか。
松本君が今後どうなろうと、私の関心事ではない。
なのに私が松本君の女性疑惑を話題にするのは、彼が
所属している吉本興業の方に関心があるからだ。
社会に関心のある人は既にご存知のことと思うが、安倍
政権と吉本興業は密に繋がっていた。
安倍晋三君という人は、ブラック企業でもある吉本興業と
その配下の芸人を囲って政権を「よいしょ」させ、国民を
騙しにかけた政治屋である。
わかり易い例を挙げよう。
時事問題も扱うバラエティ番組に吉本芸人を送り込む。
そこには政権批判をする人も居るから、それらに反論を
させるのだ。
更に具体的に言えば、坂上忍君がMCをしていた昼の
番組で雛壇に座っていた吉本興業の小藪君は明らかに
坂上君の考えを否定するスタンスを取っていた。
或る日、その態度に坂上君が爆発し、翌日から小藪君は
出演しなくなった。坂上君の態度はなかなか取れるもの
ではないので、(退路を断つ覚悟をしているな)とゾクッと
した私である。
もう一つ例を挙げよう。
吉本興業に所属しているのに安倍政権に対して批判的
態度を取っていた漫才師も居る。
ウーマンラッシュアワーである。で、彼はどうなった。
あれだけ人気があるのにTVから姿を消したじゃないか。
TV局が干したのではなく、親である吉本が干したのだ。
自分がやってる政治を漫才師がおちょくったりするのを
金と力でねじ伏せる政治家は危険な奴である。
反対に、権力におもねるお笑い芸人は単なる太鼓持ち。
政治屋のお座敷でヨイショしていればいいのである。
そいつらこそTVに出る必要がないのだ。
東京五輪でも吉本興業は政権と手を握り、濡れ手に粟の
ぼろ儲けをした。
そして、吉本興業は維新の会とも蜜に繋がっているから、
吉本興業前会長・大崎君は関西万博では催事検討会議
座長に就任しているからパビリオンまで作る算段になって
いる。
万博で日本語でお笑いをやって何になるのだろう。
素朴な疑問が湧いた後で、裏のカラクリが見えてくる。
多額の税金が投入されるのをせしめる計算があるのだ。
その吉本興業の万博金儲け計画の筆頭・アンバサダー
松本君を週刊文春は狙ったのである。
単に漫才師個人の女性問題で終わらせるつもりなどは
文春にないだろう、と私は読んでいるのだ。
なので吉本興業所属の芸人は今から慌てても手遅れ。
文春は次から次へと芸人の女性関係を暴き続けるだろう。
芸人を叩き、吉本興行をまいらせるのが真の目的なのだ。
やるなぁ、文春の編集長は。
令和の必殺仕事人みたいだ。天晴れ!