ホイッスルバード あいざわぶん

「とびしま海道」ウォーキング パート1

岡村港前から午前9時30分にウォーキングを
開始した。
船から降りた人の中で、ウォーキングを目的と
するのは私一人で、サイクル野郎は二人居た。

天気は絶好。
約40分で最初の橋が見えてきた。
良~く観ていただくと、三つの橋が見える。



弁当とお茶の重量があるのでバッグが重い。
(早く昼にならないか)と思いながら歩く。
実は10キロも歩かぬうちにツラくなって、バス
を見る度に溜息をついた。

豊島の公園のベンチで昼御飯(丁度12時)。
いつもと何も変わらぬ内容の弁当だが、(これ
を食べれば元気が出る)と私は信じている。
で、食べ終えて歩き出すと本当に元気が出る
のである。(荷物が1キロも軽くなるからね)
そして島の女性たちから挨拶されて、歩みは
益々速くなるのだ。その場だけ・・・(笑)。



もうすぐ中間地点という所で、向こうからサイク
リングの一団がどっと来た。
歩道が片側だけなので、私は向こうから来る
自転車の為に端により、相手が全て走り去る
のを待つことにした。
そしたら全員が白人だったので・・・・仰天!
コニチハ・コンチハ・コチハと挨拶されて、私も
挨拶しまくった。(20人は居た)
いいとこ知ってますねぇ、外人さんは・・・。

そう言えば、私はこの日、30回以上の挨拶を
確実にしている。
でも、島を抜けて呉市内に入ってからは一度も
していない。
島では挨拶が絶対必要なのだと、今回で確信
した。これは山登りの挨拶と同じ理屈である。

本州に渡る最後の橋を見ながら、下蒲刈島へ
の橋を渡っている。
この辺り(約28キロ地点)になると、私は自分の
脚に自信を抱きつつあった。
目標の31キロどころか、橋を渡った先にある駅
まで(約35キロ)歩けたのである。



予定より早く呉港に着いたので、午後6時00分発
の松山港行きフェリーに間に合った。
写真は入港してくる夕焼けの中のフェリー。




フェリーの中で、証人喚問に呼ばれた佐川君の
顔が頭に浮かんだ。
彼は私と同郷(福島県)で、私より丁度一年遅く
生まれた人である。
優秀な元財務官僚が、嘘をつく為に顔をテレビ
に7時間も晒していたのである。
同じ時間帯に、老人ホームの清掃をしている男
が、「35キロ歩けた」と自信を抱き、一日に何度
も笑顔で人と向き合えていたのである。

さて、佐川君は何が欲しいのだろう。
嘘をついてまで、何が欲しいのだろう。
国民から嫌われてまで、何が欲しいのだろう。
もう還暦なのに、何をやっているんだろう。
晩節を穢している場合じゃなかろうものを・・・。


では最後に、今回の全費用を・・・。
バ  ス  (松山市~今治港)  1000円
フェリー  (今治港~岡村港)   860円

JR山陽線 (仁方駅~呉駅)    200円
フェリー  (呉港~松山港)   2670円
バ  ス  (松山港~高浜駅)   100円
私鉄電車 (高浜駅~古町)    360円
路面電車 (古町~日赤病院前) 160円

飲み物 130円 ホットドック 136円

合計 5616円
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