天皇君と、その妻・雅子君が英国を訪問したのは私も
知っている。
二人ともオックスフォード大学に留学していたのだから、
若き日の思い出の地に再び触れ、情熱の夜を迎えられ
たのなら、(そりゃ~えがったね、ぐふふ)と思ったりした。
二人が馬車に乗ってパレードしているシーンも鮮明に
覚えている。
元競馬屋だから、馬が出てくれば記憶に残るのだ。
皆さん恐らく、馬の頭数や毛色は覚えていないでしょ。
それぞれの馬車は6頭の葦毛馬が担当し、天皇君が
乗っている馬車を曳く葦毛馬の方が、より白い個体が
選ばれ、担当していたんですよ。
中継担当女性アナの言で、雅子君が馬アレルギーと
知って、(うわっ、そりゃ大変だわ)と同情した。
マスクだけではなくて、出来ることならガード用眼鏡も
掛けたい筈と思いながらパレードを見ていたのである。
何故なら、私も馬アレルギーだからで、症状とツラさを
知っているからだ。
先日のYahooニュースで、「馬アレルギーな筈がない。
これまでの複数の写真が証明している」と雅子君への
非難が飛び交っていることを知った。
つまり、乗馬している場面、馬と触れ合っている場面の
写真があるから、馬アレルギーは嘘、と言いたいらしい。
・・・ えっ!!どうして嘘であってほしいの? ・・・
私は、反射的にそう思った。続いて次のように思った。
「彼女は馬アレルギーではない」と主張している人々は
「彼女が馬アレルギーでありたい理由が、どうしてあの
場面で必要なのか」を同時に説明すべきである。
私の場合、35歳前後から馬アレルギーになった。
それまではなんともなかったのに、或る春から花粉症の
症状が出始め、花粉症になった、と思っていたのだが、
実は馬アレルギーにもなっていた、のである。
始末が悪いことに、直に馬に触らずとも症状は起こる。
馬糞が風に飛ばされると最悪で、風の日は厩(うまや)
にも近付かない方がいいのだ。競馬屋なのに・・・ね。
だから、「雅子君は馬アレルギーじゃない」と言い張る
人々は、何かしら彼女に対して悪い感情を元々持って
いるから、彼女の公務の態度の悪さを馬アレルギーを
利用して非難したいに違いない。
そういう人たちって、どういう神経の人たちなんだろう。
雅子君に対する焼き餅、嫉妬、なんですかね。
だから、その人たちは女性が多いのではなかろうか。
(私なら何人でも男の子を産めたわ)とでも思っている
のではなかろうか。
なんとも勘違いの甚だしい憐れな人たちである。