⭕有機農業の日(12月8日 記念日)
兵庫県神戸市に事務局を置き、有機農業の普及に携わる様々な団体によって構成された「農を変えたい!全国運動関西地域ネットワーク」が制定。
日付は民間で市民立法として起草され、2006年(平成18年)に議員立法として国会で審議された「有機農業の推進に関する法律」が12月8日に可決成立したことから。
自然と調和した安心・安全な有機農業を行政とともに地域ぐるみで推進していくことが目的。記念日は一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録された。
その後、2021年(令和3年)12月時点では、東京都港区赤坂に事務局を置く一般社団法人「次代の農と食をつくる会」が「有機農業の日」を継承している。
有機農業やオーガニックに関する認知度を拡大するとともに、その理解の増進を図ることが目的。この日をきっかけにみんなが農業の未来について考え、アクションを起こす節目の日にとの願いが込められている。
記念日の名称は「オーガニックデイ」との表記も確認できる。土と緑を愛する日として、この日を中心に勉強会やフォトコンテストなど様々なイベントやキャンペーンが実施される。
有機農業について
「有機農業」とは、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない、また、遺伝子組換え技術を利用しない農業のことである。「有機栽培」「オーガニック農法」などとも呼ばれる。環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる。