岡山新報デジタル

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何故政府は備蓄米を出さないのか?

2024-09-08 16:49:22 | 日記
現在の米騒動において、米の価格が高騰し、庶民が米の確保に苦労している状況が続いています。政府が備蓄米を放出しない理由について、いくつかの要因が考えられます。

まず、政府は備蓄米の放出に慎重な姿勢を示しています。その理由の一つは、備蓄米を大量に市場に放出すると、米の価格が急激に下がる可能性があるためです。
これにより、米農家が大きな打撃を受けることが懸念されています。
米の価格が急落すると、農家の収入が減少し、農業経営が困難になる可能性があります。

また、現在の米不足の原因として、供給と需要のバランスの問題が挙げられます。
昨年の品質の良い米の収穫量が少なかったことや、コロナ禍の反動で外食産業が好調であること、さらにインバウンド需要の増加などが影響しています。
これにより、米の需要が増加し、供給が追いつかない状況が生じています。

さらに、政府は新米の流通が始まることで、米の供給が安定するとの見通しを示しています。
新米の収穫が進むことで、米の価格が徐々に落ち着くことが期待されています。

備蓄米は、非常時のセーフティーネットとしての役割を果たすために保管されています。
過去には、東日本大震災や熊本地震などの災害時に備蓄米が放出された例があります。
しかし、現在の状況では、政府は備蓄米の放出に慎重な姿勢を崩していません。

このように、政府が備蓄米を放出しない理由は、米の価格の急激な変動を避けるためや、新米の流通による供給の安定を見込んでいるためです。
米価上昇を政府が意図的に操作しているわけではなく、農家や市場の安定を考慮した結果と言えるでしょう。

この状況が続く中で、消費者としては、必要以上に買いだめをせず、冷静に対応することが求められます。また、農家との直接取引や地元の市場を利用するなど、米の確保方法を多様化することも一つの対策となるでしょう。


【伝統文化と竹工芸】

2024-09-08 09:47:01 | 日記
昔の日本建築では竹が広く使用されていました。竹は軽くて丈夫であり、加工しやすい特性から、様々な用途で利用されてきました。

竹の歴史と利用
縄文時代(紀元前14,000年~紀元前300年)
縄文時代の遺跡からは竹製の道具が見つかっており、竹は日常生活に欠かせない素材でした。

弥生時代(紀元前300年~紀元後300年)
弓矢や農具など、竹を使った道具が多く使用されていました。

中世以降
茶道の発展とともに、竹は茶筅や茶杓などの茶道具としても重要な役割を果たしました。

建築材料としても、竹は床柱や壁面装飾に使われ、その美しさと機能性が評価されました。

竹の建築材料としての特性
強度と柔軟性
竹は軽量でありながら高い耐久性を持ち、地震や強風にも強い建築物の構築に適しています。

環境に優しい
竹は成長が速く、再生産が容易なため、持続可能な材料として注目されています。

竹は日本の伝統文化や建築に深く根付いており、その多様な利用法と文化的意義は今もなお評価されています。


岡山デジタルニュース【今日は何の日】

2024-09-08 07:32:56 | 日記
「明治」改元の日(9月8日 記念日)
1867年(慶応3年)1月9日に践祚(せんそ;天皇の地位を受け継ぐこと)した睦仁(むつひと)親王が1868年(慶応4年/明治元年)8月27日に即位式をあげ、この日に「明治」と改元された。

この時から新天皇の即位時に改元し、天皇の在位中には元号を変えないという「一世一元の制」が定められた。それ以前は天皇の在位中にも災害など様々な理由によりしばしば改元が行なわれていた。

「明治」の由来
「明治」の由来は、中国儒教の経典『易経』の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」(聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む)という言葉から。「聖人が北極星のように顔を南を向けてとどまることを知れば、天下は明るい方向に向かって治まる」という意味である。

この言葉は過去の改元の際に江戸時代だけで8回、計10回候補として勘案されているが、通算11度目にして採用された。