混雑避けて 早めに到着
４時過ぎ 荒川河川敷
日陰なし ギラギラ太陽
足立の花火 夏の始まり
６時過ぎたら 混みだして
いよいよ ドカンっと 待ってます
期待高まり 夕日がキレイ
たぁ～まやぁ か〜ぎやぁ〜
胸が ドキドキ ワックワク
ビカっと光って ドカンっと鳴った
花火じゃなくて 稲光
７時丁度に “中止です”
ザーザー降り出す 豪雨にやられて
ずぶ濡れ 帰宅し お疲れ様です
はいっ ご一緒
“なぁ〜んて！！！ 日だ”
６時過ぎたら 混みだして
ビカっと光って ドカンっと鳴った
夜は明けたよ ずいぶん経ったよ
すでに暑いよ 街が起きだす
妻は 寝てるよ あたりまえだよ
娘は もう何日も 出かけぱなしだよ
さぁ 重たいカゴ 両手に抱えて
歩きだすよ いまが チャンスだよ
不審者きどり 歩いてるんだ
だれもいないから ど真ん中
センターラインで 綱渡り
せっかくだから 写真に撮って
誰もいない 車道にひとり
溢れるような 洗濯物 真っ赤なカゴ
なんで？ おれが？ なんて 言うなよっ
それこそ おれが！！！ これが おれだ！！！
ネットに包んだ 娘のパンツ 派手なブラ
汚れたタオル パンツに シャツ
ごろんと まるまる専用ネット 妻の下着
暑い 暑い 汗ふくタオル 壊れた洗濯機
誰かにみられちゃ 恥ずかしいから
こんな時間に 向かってるんだ
無人のスペース おじゃまぁしま～っす 独り言
なつかしい匂いに 包まれて カタカタ乾燥機
恋人たちが はいってきたら ボクはまるで此処の主人
使い方？ 手順？ 聞かれたって わかんないよ
けど ようこそって感じで 微笑んでるよ スマイル無料
コインランドリーデート
コインランドリーデート
終わらない夜は いつまでも
コインランドリーデート
まわって るんだ
そんな唄 思い浮かべて・・・
つって いったい あと何分？
飽きてキテンダ けっこう 前から
回る 回るっよ 派手目のパンツ
無駄な時間を 摺りつぶす
今日も暑いよ
そりゃ そうだよ
あの世 この世 何処なの世
渡る世間は猛暑で酷暑 熱帯夜
うんざり するほど ロマンチック
ゴーン ゴーン 鐘が鳴る 丁度六時
弁天堂の鐘の音 不忍の池 蓮が咲く
どろのなかから はすがさく。
それをするのは はすじゃない。
たまごのなかから とりがでる。
それをするのは とりじゃない。
それにわたしは 気がついた。
それもわたしの せいじゃない。
蓮がきれいに咲いている 早朝 寄り道
梅雨あけちゃないけど 晴れてるし
熱帯夜だし 寝てらんないし
ならばっつって 早めに出勤
ちょうしは どうだ？ っと寄り道 道草
火の玉みたいに ぶら下がる 風鈴
思い思いの願い 企業の宣伝 どんどん！！ ドンキ
風がないので ブラブラしない 揺れないから 鳴らない
想像力で チリーンっと 鳴らし 妄想力で 涼をとる
ざわざわ 人が増えてきた 外人さん 観光客
おっと 仲良いカップルの記念写真に 写り込む
すまん すまんっと 手刀切って
左手握って 人差し指 天を指し
それを右手で むんずっと握り
右手の人差し指 天を指し
鼻先 そろえて 目をつむり
ここらで “ どぉろんっ ”
青い目 子供が びっくらこいて
“ Ｏｈ ｍｙ Ｇｏｄ！！！ ”
そうだよっ よくごらん 草臥れてるけど・・・
“ じゃぱにーす にんじゃ ” だよ
にん にん にん 出勤！！！
“ 一蓮托生 極楽Ａｌｌ Ｒｉｇｈｔ ”
たった今から！！！ 梅雨明けです
あけましておめでとう
こっから 夏です 真っ最中です
一蓮托生 泥航海
沈没覚悟の遊覧船
わかちこ わかちこっ です。
恐惶謹言
でぇ～たぁあああ でぇ～たぁあああ おちんぎん！！！
さっくり あっさり おちんぎん！！！
おつかれさんっ つってぇ おちんぎん！！！
夏の賞与 夏がきったぁああああ
まとめて口座 ぶち込んでぇ
老後の蓄え？ 死んじまったら 国庫へ没収？
ナニハトモアレ 頂きました
ごちそう様です
おつかれ様です
太鼓が 朝から ドンドコドーン
神輿だ 祭りだ 酒盛りだ
はい 最終日
いつものように窓開け放ち
空気入れ替え 朝だ！！！
嫁 寝てる
娘 出掛けてる
強い風吹く 湿気った空気
スマホ手に取り 雨雲レーダー
タップし起動
“しばらく、雨は降りません”
追い焚き押して風呂沸かし
煮もどし はじまる最終日
なにが欲しい 訳でもないが
嫁に急かされ 電車乗り継ぎ
レイクタウン 徘徊 散歩
パン祭り ぱっとせず
カレーぱん 売り切れ御免
静かな湖面 眺めておもう
そろそろ ビール
呑みたい気分
連休最後 月曜日
休肝日 中断
ホーム端っこ 突っ立って
線路の向こうを眺めてる
おっさん 一匹
あしたは 仕事だ
休みは おわりだ
