スイス・アーミー・マン 2016年公開 監督 ダニエル・シュナイナート ダニエル・クワン
『ハリー・ポッター』シリーズなどのダニエル・ラドクリフが主人公である死体を演じ、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』などのポール・ダノと共演した異色作。
無人島で遭難した青年が、死体と共にサバイバルしてわが家を目指す型破りな冒険を活写する。
ヒロインに『スマッシュド ~ケイトのアルコールライフ~』などのメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
生者と死者という不思議なコンビがたどるシュールな旅のてん末に注目。
新作1本 返却予定日2月27日 火曜日
あゝ、荒野 前篇 2017年公開 監督 岸善幸
歌人、映画監督などマルチな才能を発揮した劇作家・寺山修司の小説を映画化。
時代設定を近未来に変更し、社会に見捨てられた2人の男がボクシングを通じて出会い、奇妙な友情を育んでいくさまを描く。
少年院に入り挫折を味わった新次を『共喰い』などの菅田将暉、吃音と赤面症に苦しむバリカンを『息もできない』などのヤン・イクチュンが演じる。
メガホンを取るのは、菅田が出演した『二重生活』の岸善幸。
あゝ、荒野 後篇 2017年公開 監督 岸善幸
プロデビュー戦を終えた後、トレーニングに打ち込む沢村新次と二木建二。
因縁のある山本裕二との試合が決まって一層トレーニングに励む新次は、建二が自分の父親の死に関わっていたことを知る。
一方の建二は図書館で出会った君塚京子に心惹かれるが、孤独を消せずにいた。
そんな自分を変えようと、彼は兄弟のような絆で結ばれてきた新次と決別することを心に誓う。
恋妻家宮本 2016年公開 監督 遊川和彦
テレビドラマ「家政婦のミタ」「偽装の夫婦」など数々の話題作を送り出してきた人気脚本家・遊川和彦の初監督作。作家・重松清の小説「ファミレス」を脚色し、子供が独立して二人きりになった夫婦が、家族の在り方を模索していくさまがコミカルに展開する。
熟年離婚の危機に瀕した主人公には阿部寛、その妻をテレビドラマ「女王の教室」など遊川脚本作品に出演経験のある天海祐希が演じる。
さまざまな家族の姿を描き続けてきた遊川が、どんな家族像や夫婦像を示すのか注目。
ショコラ ~君がいて、僕がいる~ 2015年公開 監督 ロシュディ・ゼム
20世紀初頭のフランスで成功を収めた芸人コンビの軌跡を描いたヒューマンドラマ。
白人芸人のフティットと黒人芸人のショコラのコンビが脚光を浴びる一方で、人種差別による偏見に苦しむショコラの姿などが描かれる。
『最強のふたり』などのオマール・シーがショコラを演じ、チャールズ・チャップリンの孫のジェームズ・ティエレがフティットを演じる。
監督は、『チャップリンからの贈りもの』などの俳優ロシュディ・ゼム。ショコラの苦悩に胸を締め付けられ、二人のコンビ愛に感動する。
準新作 4本 返却予定日3月4日