仕事中 兄より 電話 やな予感
滅多な事では掛けてこない スマホ画面に 兄の名前
“病院から電話があった お袋 コロナ感染したって”
あらっ 先日 日曜日 お見舞いに行って 病院入れず
諦めて 帰って来たところなんだが。
“面会できなくてよかったよ 感染してたから”
そっかぁ 了解。
１１日水曜日までは 隔離病棟 様子をみながら治療すすめるらしい
なにしろ高齢８３歳 油断のならないお年頃
今年にはいって体調くずし 入退院くりかえし
先週から具合がわるく 入院している矢先の事
気にしてもしょうがないが 気になって
項垂れ帰宅 さて風呂でも入ろうか ってその時
スマホ “ぶるぶる” 揺れやがる 着信しらせるランプ点滅
画面にうつる 母の名前 えっ？ ママから電話？
“おうっ どうよ調子？”
入院してんだっ いいわけなかろう
そっちはどうだ？ 旨くやってるか？
“コロナだって？ 兄貴に電話あったらしいよ病院から”
そうだって 熱もないのに 隔離だって
まったくもう やんなっちゃう
“苦しかったりしないの？ からだ？”
こっちのが楽よ 寝てればいいんだから
また電話する 顔みせにきなさいよっ
あっ だめかぁ コロナだった ｗｗｗ
“うん なんかあったら電話して っじゃ”
隔離病棟から電話してもよいのか？ 時間は１９：５７
まぁとりあえず なんとかなってるみたいです
おもったよりも 元気そうでなによりです
コロナっと 聞いて 青くなり
母から電話 軽口きいて ほっとして
風呂にはいって 紅色染まり
冷めないうちに 床につく 酒の呑めない休肝日
早朝覚醒 夜間頻尿 五時前起床 日の出前
燃やせるゴミだし 水曜日
出社成功 ５年まえに引っこ抜き
植木鉢に放り込み ほったらかしてる “木”
１８２７日前 ２０１９年１２月４日
紅葉 赤く 葉がゆれる
最後の落ち葉にならないように
まったく 縁起の悪い事
つるかめ つるかめ
