
善き人のためのソナタ 2006年公開 監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き
彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。
監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが歴史学者や目撃者への取材を経て作品を完成。
アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品としても注目を集めている。
恐るべき真実を見つめた歴史ドラマとして、珠玉のヒューマンストーリーとして楽しめる。

顔のないヒトラーたち 2014年公開 監督 ジュリオ・リッチャレッリ
第2次世界大戦下のナチスドイツによる罪について問われた「フランクフルト・アウシュビッツ裁判」の初公判までの経緯などが描かれたドラマ。
終戦からある程度の期間がたち、人々の関心が薄れている状況で、アウシュビッツの真相を究明するために若き検事らが生存者の証言集めや実証を重ねていくさまを活写する。
主演は、『ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~』のアレクサンダー・フェーリング。
数々の圧力に見舞われながらも、ドイツ人が自分たちの手でアウシュビッツの真実に迫る姿に圧倒される

レヴェナント:蘇えりし者 2015年公開 監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ
レオナルド・ディカプリオと、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ話題作。
狩猟中に瀕死の重傷を負ったハンターが、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描く。
主人公の宿敵には、『インセプション』でディカプリオと共演しているトム・ハーディ。
オスカー常連のカメラマン、エマニュエル・ルベツキが自然光のみで撮り上げた臨場感あふれる映像にも注目。
ゆっくり返却旧作14日
返却期限10月25日