しとしとぴっしゃんしとっぴっしゃんしと
しとしとぴっしゃんしとっぴっしゃんしと
とっとっと ざっざっつざっざっつざっざ
ざざざざざざざざざざざざざざざざざざざ
ざざざざざざざざざざざざざざざざざざざ
ざどざどざどどどざどざどざどどどざどざ
どっどっどっどっどどどどどっどどどどど
どだぁどだどっだだだだだだだだだだだだ
しとっしととっととぴっしゃんしとぴっし
しとしとぴっしゃんしとっぴっしゃんしと
しとしとぴっしゃんしとっぴっしゃんしと
そんな雨がふっている
ずぅっと ずっと降っている
昨夜もずっと 降っていた
朝から ずっと ふっている
車のワイパー 忙しなく
叩きつける雨 振り払う
会社について 出社して
パソコン画面で 雨雲レーダー眺めては
やれやれ まったく ため息一つ
しと しと ぴっしゃん・・・
あぁ 大五郎 まだ 三つ
おれは ことしで 五十一
雨に濡れたら 頭が禿げる
酸性雨のシャワーを浴びて
耳の裏側 臭いだす
しと ぴっしゃん