ロケ地は宮崎県油津、最後には下呂温泉も出て来ました。
今回も満男は泉を追いかけて宮崎まで。
不器用で真っ直ぐな生き方は伯父の寅さんそっくりですね。
嬉しかったのは、帝釈天の門前小僧源ちゃんの登場が多かった事。この源ちゃんってほんとゆるキャラで楽しい。
寅さんは、旅先油津で床屋を営む女主人と知り合い意気投合。女主人の蝶子役が風吹ジュンですが、ほんとかわいいですね。寅さんのマドンナは皆魅力的。
蝶子の弟役に永瀬正敏が出ています。チョイヤンキーキャラで、祭の舞台で地元ロッカーとして歌を披露。まあまあ上手。この人歌手だっけ?
寅さん、旅先で足を挫き怪我をしてしまい、泉や蝶子姉弟に助けられます。
いざ、東京に戻る事を話すと、蝶子は激怒。寅さんの事が好きなんですね。気の強い役柄にもかわいらしさが増しています。
泉が、蝶子の気持ちを代弁し、蝶子の元に残るよう勧めますが、満男はきっばり、
「だめだ。おじさんがここに残れば悲劇が待ってる。おじさんは最初のうちだけは面白いけど、奥行きがないからやがて飽きてしまうんだ」
ウケました🤣満男はほんとに伯父さんの事を理解してるのですね。
今作品、何故か徳永英明のヒット曲が何曲も流れて。
私的にはあまり好みではありませんが、満男の恋心を表現してるのかな。
泉、名古屋の母が入院した事で東京での仕事を辞めて実家に戻り、満男は傷心。
寅やからまた旅立つ寅さんを見送り、「僕も伯父さんと旅に出たい」と泣きそうな顔で叫ぶ。
切ないですね。「いつかまた泉ちゃんと会って、新しい物語を始めたい」なんて、泣かせる台詞を言う満男の成長ぶりにはっとさせられました。
※写真は、頂き物のはちみつラスク。とっても美味しくてすぐに完食してしまいました。