随分昔の映画だけど、上手く撮影しているなと関心。人を襲う鳥の軍団。それは本物ではないだろうけど、でも結構リアル。
カラスとかがゴミを漁りながら人を攻撃するって話はたまに聞く。カラスって間近で見るとでかいんだよね。顔もリアルでなんとも言えないオーラがあります。
この映画はヒッチコックファンからの評価が高い。特に何か深い意味やエピソードもなさげだけど、物言わぬ鳥達が次第に凶暴化して猟奇的な性格となる。それがじわじわ伝わりただ怖い。
くちばしで窓ガラスを破り、阻止する人の手を何度もつつく。血まみれになる。
ガソリンスタンドで給油中の人を襲い、倒れた人の手から放たれたホースからガソリンが流れ出す。そこにどこからか現れ、車から降りてくる男の手にはタバコとマッチが。
ヤバイ、当然結末はわかる。火をつけた男を見てヒロインが叫ぶ。「火をつけないで!」
手遅れだよ。驚く男がマッチを落とし地面は燃え広がる。つうか、ガソリン流れて濡れているのに匂いでわからんか!つうの。
家を閉めて雨戸を打ち付けて、それでも狂った鳥はパワーアップし、ドアに穴を空ける。空くかな?家の中でも逃げて、倒れて血まみれになって。ともかくグロイ。子役の女の子はひたすら泣いている。
わけわからんうちに車に避難して逃げるヒロインと恋人とその母と妹。
死人も沢山出たようですが、とりあえず良かった。その時、明け方かな?鳥達はやけに鎮まりじっと佇む。なんだったんだ?
このミステリーというかホラーの話を鳥好きの人に話したら真顔になって固まってしまった。鳥が癒しの人にとって、鳥が人間を襲うなんて話はタブーだったね。おっと、やっちまったぜ💦😅