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合言葉はヒュッゲ

幸せは身近な生活の中に

灯台下暗しという言葉がありますが、幸せを遥か彼方の遠くへ求め、目の前の事に集中できなくなるとせっかくの幸せを逃してしまいがち。

統一教会の事件にも考えさせられ、先日息子にとっての幸せの概念を聞きました。

美味しいものを大事な人と食べる事かな。と。

ささやかな幸せの積み重ねが貯蓄となり、幸せを長続きさせる事ができると私は信じています。

昨夜、息子が食事に来たので、好物のぶり大根を作って待ちました。豚汁と混ぜご飯、人参サラダとピーマンじゃこ炒めも。

昔のホームドラマでは、丸い食卓に銘々の席が設けられ、伏せたお茶碗と汁椀の前におかずが盛ってありました。

その平和な光景は、子ども心に憧れたものです。私の育った家では、箸も茶碗も洗い籠の中に乱雑に入れたものからさばくりだしてご飯も自分でよそい、冷めたおかずを黙々と食べていました。もちろん皆がそこへ揃う事はなくバラバラで。

今は亡き長姉に至っては、流しの前に立って食べていました。

父は食事中、酒を煽っては愚痴を垂れ流し、母は耳栓をして返事もしませんでした。

魚の煮付けは父の好物でしたが、骨を口から出しては、皿ではなくちゃぶ台の上に捨てる。それはひどく見苦しい風景でした。
そして、ほとんど拭き清める事の無かった食卓に骨はこびりつき、模様と化していた。

憧れの家族皆での和やかな夕食風景を再現したくて、いつも茶碗を伏せ箸も並べています。

こんな何でもないことが大切で、しかし、それができないのが私の両親だったのですね。家庭を取り仕切る力がなかった。

息子、食後のデザートに杏仁豆腐を買って来てくれました。杏仁豆腐だけでなく、フルーツ、ゼリーやオレンジババロアなど何層も違った味が楽しめるスイーツ。

美味しくてあっと言う間に平らげてしまいましたよ。







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