この本のタイトルにはたまげました。
卒母のススメ?卒母って母を卒業?子離れとは違うのか?
中身は西原氏の体験談と全国の母、中には妻に先立たれた母代わりの父からのコラムもあってほろりとしました。
子を思う気持ちは十人十色。基本いつまでも子どもを離したくない。良い母でいたい。
でも、それは自然の原理ではなく、動物みたいに大きくなればあっさり離れるのが互いのためなのだと思う。
法律上で親子の縁は切れない。しかし、血の濃さは逆に言えばこじれると厄介。
勘当されて以来、全く疎遠となっている親子もいます。
そうかと思えばいくつになっても子を羽交締めにして、巣立ちを止める支配的な親も。
卒母を実践したり、卒母を目指したりしながら奮起している母達の姿。
私はどうか?息子は来月東京へ。一応結婚も予定しています。
寂しい気持ちと肩の荷が降りる気持ちと半々かな。
この10年を振り返ると、息子は大学進学で上京、初めての卒母、卒業して地元で就職、内心嬉しく、そして2年後出向でまた上京2年、コロナも始まり心配で、また帰ってきて安心して、また束の間の2年が過ぎ東京へ居を構える事に。
これで奴はたぶん一生東京で暮らすのだろうね。
なんだこりゃ、振り回され卒母の私。
ま、いいか。
私はさしづめグダグダ卒母ですわ。