なんと!長渕剛との共演です。昭和61年上映。二人はこの前後、ドラマ「親子ゲーム」で共演し、ラーメン屋の夫婦を演じていましたよね。そしてその後、ゴールイン。寅さんが縁結びでしょうか。懐かしい!
37作では、買い物にレジ袋が登場したり、テレビの形も変化してる。
満男はすっかり思春期、声変わり。ガールフレンドに囲まれハーレム気分で調子こいています。
ここ数回、タコ社長の一人娘、嫁いだはずの美保純がやたら登場するのが気になる。
わがまま過ぎるし、この作品にはあまりぱっとしないただのアバズレ主婦に見える。彼女の存在って、必要なのかな?
話としては、志穂美悦子、長渕剛ら若い二人の恋の展開が主で、寅さんのはっちゃけは目立たず。婚姻届をわざわざ入手して、先に保証人欄に記名するところなんて、寅さんらしい優しさ、かつ、お節介さですが。
まあ、全体に可もなく不可もなくまとめられた37作でした。