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合言葉はヒュッゲ

一昨日の寅さん 44作

今日のお弁当です。暑いのでミニ保冷剤を3つつけて持って行きます。多少効果はあるのかな?

一昨日の「男はつらいよ 寅次郎の告白」は第44話。1991年、平成3年12月公開作です。

コードレス電話がでかい事😅この頃、家庭用コーヒーメーカーは白が主流でしたね。

今回も泉と満男が話の大筋を占めていますが、マドンナに、寅さんが昔焦がれていた料亭おかみとして吉田日出子が登場。

庶民派の吉田日出子がマドンナ?と少し侮ってしまいますが、スクリーンの吉田日出子はとてもかわいくて魅力的。寅さんが惚れてしまうのもわかります。

泉役の後藤久美子が大学受験を諦め、楽器店の就職を目指しますが、高卒は取らないと社長からきっぱり断られ、自分の家庭環境を嘆き、母の再婚を認められず家出。
日本海が見たいと鳥取へ。

しかし、泉はよく家出しますね。前々回にも生き別れた父を追って大分に。その時も満男が追いかけて泉の寂しい心に寄り添った。今回も然り。

泉にしろ満男にしろ世の中の厳しさを知らない井の中の蛙。
おばさんはね、好きにしなさいと言いたくなります。

鳥取にふらりと出かけた泉を鳥取砂丘で待つ満男。

鳥取=砂丘とはまたベタですね。しかし、鳥取の田舎町の祭風景や人々の生活の情景を美しく描いていて、ほんと山田監督は日本が好きなんですよね。

鳥取行ってみたいなあ。

寅さんと泉が鳥取で偶然出会うのも無理矢理感は否めませんが、寅さんと会って感極まり泣きながら飛びつく泉の肩を抱き、
「おれがいるから大丈夫だ」と言う寅さん、やっぱここぞと言う時頼りになります。

結局いつものパターンで、鳥取の料亭おかみとは別れが。つうか、寅さん、好きな人に対してここぞと言う時、頼りにならない。もどかしいけど、それが寅さんかな。

いよいよ来週は45作。寅さんシリーズもカウントダウンとなりました。

既に寅さんロスかな私。胸にグッとくるシーンを思い浮かべながら、これからの人生の糧にして行きますよ。

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