今年の漢字に「輪」が選ばれ、相互の助け合いや繋がりの大切さが披露されました。そのほか「楽」「喜」等がトップ10に入り、安倍総理は「夢」と言う字を掲げていました。明るさを求め前進して行きたいのは山々ですが私は「備」を選びたいと思いました。「あらゆることに備える」と言うことです。
今年は異常気象による自然災害の発生で住環境や避難対策等防災意識の高まり、再生可能エネルギー等エネルギー問題、少子高齢化に伴う介護制度の拡充や見直し、子育て支援、さらには消費税増税を前に軽減税率等家計や景気への目配り、貿易立国日本が直面するTPPによる関税の撤廃や農業政策、尖閣問題や北朝鮮情勢、防空識別圏等の外交防衛問題等、国をはじめ自治体や企業はもちろん私達個人もこうした厳しい問題に備えておくと言う意識改革の必要があるのではないでしょうか。
それは将来に向けて今年がその出発点でなければならないと思うのです。
「備」、なるほど、素晴らしい選択ですね。
アベノミクス景気で、世の中、少し浮ついています。
だから「輪」、「楽」、「喜」、「夢」・・どちらかと言えば肯定的な言葉が選ばれるのですね。
でもアベノミクスもまだまだ実態を伴ったものではなさそうですし、異常気象も、もはや異常ではなく状態化するとのことです。
「備える」ことが大事ですね。