二年ぶりの小学校同窓会が岡山市内のホテルで開かれ、カラオケ三昧の三次会の翌日、有志十数人で倉敷美観地区と吉備路を散策した。
柳の並ぶ水路を手こぎ舟が観光客を乗せて浮かんでおり、のんびりした風情を醸し出していた。
昔懐かしい店が並び思わず覗いえ見たくなる誘惑にかられた。
木々が真っ赤に紅葉した吉備路を回り、水攻めで知られた備中高松城、吉備津神社、吉備のまきび記念館などを駆け足で回り、国史跡の古代山城「鬼ノ城(日本100名城)」を見学した。標高400Mの吉備高原南麓の鬼城山はすり鉢を伏せたように頂上は平たん、展示施設には復元模型や映像解説などが展示されていた。築城は665年で正に古代の山城であった。
城壁は土塁で内外両側に敷石を施している他、6カ所の水門、4カ所の城門、横方向からの攻撃を意図した角楼(防御施設)など、当時としては考え抜かれた優れた山城であった事が伺われた。鬼の岩屋跡などもあり、桃太郎伝説のメッカと言うロマンも残された不思議な城でした。
倉敷美観地区、吉備路訪れたことがあります。
素晴らしい所ですね。
でも、当時はなんの問題意識ももっていなかったので、漠然とした旅行でした。備中高松城も吉備真備記念館も鬼の城も見ていません。
惜しいことをしました。