LEON BIKE Associates 南フランス便り
フランスのプロデザイナーたちと日本スタッフが、ライフスタイルの共有からスタートして始まった、クロモリのNEWブランド
 



セドリックからのメルマガが届きました。
今年から メインスポンサーが O'NEAL になるのですね。
バイクは何に乗るのだろう???


CG RACING BRIGADE news 26/01/10

O'NEAL will be supporting Cedric as he embarks on the 2010 World Cup season alongside his other sponsors, including OAKLEY, PANARACER, EL GALLO, VALLNORD BIKE PARK, MAVIC, SELLE SAN MARCO, HOPE, ROCK SHOX, SRAM, LEZYNE, MRP, A2Z, LEATT BRACE, PEDRO'S, X1 RACING SUSPENSION, CAT EYE, JAGWIRE, PRE-SPORT, FREELAP...

After missing most of the 2009 season due to injury Cedric is now back to full health and fitness and training hard in preperation for the 2010 World Cup DH and 4X race season.

The 31 year old Andorran resident has signed a 3 year contract with O'NEAL and starts 2010 wearing O'NEAL helmets, protection and gloves.

Cedric GRACIA:

"I'm happy about my deal with O'NEAL; since I sign the deal for 3 years, I am already working hard with the designer to develop signature products! I want to say thanks to O'NEAL to give me the opportunity to work together and be part of the family : )

Having O'NEAL part of my private structure “CG RACING BRIGADE “ means a lot to me, a new couple is born !"



昨年11月6日のメルマガで、コメンサルを辞める宣言していましたが
ほんとに辞めちゃったみたいですね~・・・


2009/11/06

A long story end...

Like you guys probably know the story between COMMENCAL and myself end up.

I just want to say thanks to everybody at COMMENCAL who help me during those year to gave me all the opportunity on my side to make the best results I could !

I am going to make my private team next year, CG RACING BRIGADE, it was the time for me to make a team to give as much back as I can to my direct sponsors .

Thanks again to all the people who was behind me during those years.

Cheers guys : )

CG



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レオンバイクの発売が、日一日と迫ってきました。
発売までの準備段階のHPを新規にオープンしましたので
ぜひお気に入りに追加しておいてくださいね♪

http://leonbikeworld.jimdo.com/

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VTT Magazine 2009年10月号 より
( 翻訳 by Norie Matsumoto )

URGEMMENT

URGE 

フランスでヘルメットブランドを創ること、それは目下のところ、すごく思い切った発想に見えるかもしれない。しかし、南部のあるグループは一歩踏み出す決断をした。無名の人物であるとは言えない:Fred Glo-Tribe Sport Group の社長、Fabien Barel-もはや紹介の必要はない、そして、歴史に残る不動のデザイナーであるZoobab。 この異色の起業家達の現状を明らかにした・・・。

Urgeは何よりもエスプリだ。そもそもZoobabのクリエイティブなエスプリからこのブランドは生まれたと言える-それは、2001年だった-このブランドが経済的に信頼を得て日の目を見るまでには、7年の歳月がかかった。2008年、Tribe Sport Groupグループから、South Shore Bicycle社が誕生した。その目的は、デザイン、性能、そして何より環境に対する責任を重視した様々な製品を展開することにあった。MTBは当然のこととして、「ナチュラルな」スポーツであり、エコ・レスポンシビリティなマテリアルを提案しながら究極のものを作り上げる、これがUrgeの真の主題なのである。2009年には製品に近いプロトが公開された。 世界の表彰台で誇らしげにUrgeのカラーをまとったFabien Barelの素晴らしいシーズンの栄光に包まれた最初の製品が10月には店に並ぶだろう・・・。だが、ドイツFriedrischafenの(世界最大の)自転車展示会(EURO BIKE 2009)でMTBライダーや国際的なディストリビューターに約束したように、全シリーズが発表されるのは2010年を予定しているので、全てはこれからだ。他のブランドとはひと味違う、フランスの小さなヘルメットブランドUrgeの歴史は進行中だ・・・。





インタビュー Fred Glo ‘’PATROON‘’


なぜ、ヘルメットの新ブランドを創ろうと決断されたのですか?
もう何年もどのメーカーも同じような物を作っているし、どれもヘルメットは似たような物ばかりだからさ。はっきり言って、もし一般的なメーカーの間でロゴを付け替えたなら見分ける事も出来ない。我々のアイデンティティは一目瞭然、Urgeのヘルメットを他のと間違えることはありえない。それとFabとZoobabに人生が会わせてくれて、リッチでなんとなく刺激的なこのアドベンチャーに一緒に挑戦したくなったからかな。それに、ただ単に個人的にすごく向上したかったし、自分を表現するにはヘルメットが最高なんだ。


正確に言うとあなたの役目は?
才能のコーディネーター!右にMTB Gravityの最高のフランス大使(Fabien Barel)がいて、左には今の最高のデザイナー(Zoobab)がいて、同じく3人のキーパーソンFrancois、Laurent、Chrisに囲まれていたら、俺の役目はいたってシンプルさ。Urgeのチームは既に5人、まだヘルメットはマーケットに出てないけどね。それももうすぐ、10月だ。


Zoobabとの出会いは?
幼なじみと再会したようだったよ。オレの世界につながりのあるヤツだ。といってもこのコラボレーション以前には知り合いじゃなかったけどね。オレにも夢を見させてくれる。例えば、彼の気ままな生き方、旅をしたり、エコロジスト、サーファー、バイカー・・・、思い切って実現した夢なんかで。確実で信念があってうらやましいよ。それにシンプルで才能がある見本だね・・・。いつも人を笑わせる「Pierre Richard」(注:フランスの俳優)みたいな面は、そんなに好きじゃないな。特に商品展示会巡りの旅行の時・・・ちょっと遅刻しちゃうんだよ。まあ、それは全部ヤツのせいってわけじゃないけどね・・・!


ブランド創設に伴う制約や問題はありますか?
数え切れないよ!アパレル業界で、FMF Racingブランドをつくることを初めて経験したが、もうずっと前、我々の初めごろだ。今は輸入業者であり、ディストリビューターである限り、ある程度の問題はやはり心配してるよ。ZoobabもSunn、Commencal、Urge Snowでの経験があったが・・・それでも初歩的ミスは避けられない。おそらく主な問題は、世界的な製造が今や台湾、中国に集中していることから来ている。産地との関係を理解して、先回りして考えないといけない。
それから、財源の確保。3タイプのヘルメットを世に出したり、人を動かしたり、黒字になるまでの2年以上の財政力がいるからね。それは、昨日だったら不可能だったことで、今日なら可能なことの一つだ。


他ブランドと比べてのUrgeのポジションは?
我々のポジションは明らかに、真のマウンテンバイクの上に居る。我々にとっては、Enduro、Dirt、DHがMTBの重心だ。ありきたりのヘルメットじゃなく、技術的に徹底的に研究されて、美しさでも競争にならないくらいの完成度の高いヘルメットを提案したいんだ。我々は他と全く違っていて、唯一無二なんだから。
我々のヘルメットに、魂のこもっていないものは無い。我々のルーツ(driven by our roots)と魂はこのヘルメット一つ一つに込めてある。それが誇りなんだ。


技術革新をもたらしますか?
革新以上の改良だね。Dirtのヘルメットはインモールドだから、ものすごく軽いんだ。さらに、取り外しのできるバイザー、これも優れものだ。
Enduroも同じくインモールドだから、このカテゴリーでは極限まで軽く、すごく包み込むようにプロテクトされ、例の(柔らかくて)壊れにくいFlexバイザーも付いている。またさらに付け加えると、蒸れないバンドやベンチレーションは本当に高性能だ。頭にチーズをかぶった方がましだなんてことにならないためにもね。すばらしいヘルメットは、鏡を見た時に惚れ惚れするよ。だってかぶってるのはキノコじゃないんだからね。
DHも同様にFlexサンバイザーを使ってる。その他は、技術的にそんなに革新的じゃないとしても最も細かいディテールまで丹念に仕上げたし、レースでの要求を満たす様にFabienのアドバイスで改良したんだ。通気性はものすごく研究しつくされているから快適だよ。マーケットでは最軽量の部類に入るし、価格はハイエンドクラスにしてはリーズナブルだ。




量産の準備は?台湾での製造をどのようにマネージしているのですか?
ありきたりさ。電話、メール、往復したり・・・。全てはかどるように休みなしだよ。そこに良い製造者がいるんだよ。我々の期待をわかってくれて、Urgeをビッグブランドにしたいと思ってくれてる。それが我々の共通のアンビションなんだ。


開発や認可については?
全て時間がかかるよ。特に白紙からスタートした時とか、Zoobabがプロトを「手作り」したり、完璧な製品を作ろうとしたりするとね。何度もうんざりするけど、独自の製品、強烈なアイデンティティを作るための代価だし、ユーザーが感謝してくれたらいいな。認可は技術的には大した問題じゃない。でも、我々のヘルメットを国際基準にしようとしたら、財政上の問題にはなった。


Urgeの将来、ヘルメット以外の製品は?
Urgeはヘルメットブランドだし、抜きん出るには100%そこに集中していないと。
二次製品として何かできることがあるかもしれないが、妥協の余地はないだろう。


あなたにとっての理想のヘルメットは?
地球を汚染する影響力が最小限のもの、と同時にデザインの水準は革新的であり、技術的にはパーフェクトに達しているもの。


2010年シリーズは?
すばらしいよ・・・!マーケットに出せるなんて素直に嬉しすぎるよ。Urge2010をかぶってるヤツにすれ違う度に、ツール・ド・フランスの黄シャツをもらう気分になるだろうな!
今はCDを出すアーティストみたいだ。何もかもがスーパーエキサイトで、ちょっと陶酔してる。



つづき
ZOOBAB ‘’ARTIST SURFER‘’
>>>>> 続きを読む(次はズーバブのインタビュー) >>>>>




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VTT Magazine 2009年10月号 より
( 翻訳 by Norie Matsumoto )

URGEMMENT

その1からつづく


インタビュー ZOOBAB ‘’ARTIST SURFER‘’

Fredに出会う前のUrgeの経緯は?
ヘルメットを作るという考えは、ずいぶん前にさかのぼるよ。ずっとヘルメットは大好きだった。最初のUrgeができたのは1993/1994年頃だと思う。オレは既に丸いあごひもで通気性の良いDHのプロトを作ったんだ・・・。仲間と倉庫で細工してたんだ。帽体はNime(南仏の街)で生産されてて、Troy Lee Stingrayバイザーをハサミで切り直したんだ・・・。おもしろかった。たぶん、20製品くらいあったかな。内側は何もプロテクトしていなくて全くRock&Rollな代物だったね。Francois Gachetは、1995年にワールドカップとDH世界選手権を獲得したし、Kamikaze Down Hillも最高だったと思う。だけど、オレは続けていくには十分なお金がなかったし、危険とも隣り合わせだった。その時代はSunnでいろいろ働いていたんだけど、GetsでのDHフランスカップでスタートから20mで惨めにも転倒してヘリコプターでちょこっと(オレのヘルメットのおかげで・・・)降りることになってしまったんだ。で、ひどいことになる前にやめようって決めたんだ。第一幕終了・・・。
アイデアは、もちろん頭のスミに残っていた。


(写真キャプション)
ズーバブは南仏の自宅のワインセラーでURGEの全てのヘルメットのデザインを手作業で型を削り上げる。



Sunnの後、Commencalがあった。いつもオレの連れのPhilとね。「全てがうまくいっている今、全部やめて、オレ達のスキーやスノーボードの用品のブランドを作ろう・・・」って考えた。だからUrgeは、また箱から出てこれたってわけさ。Urgeスノープロダクトで、すごいヤツを作ったよ。だけど、スーツにネクタイのクールでありたい男達の世界は、オレには合わなかった。それで(また)Urgeバイクプロダクトを始めたんだ。モデルを作って、興味を持ってくれる誰かを探し求めた。時間がかかったよ。でもオレは忍耐強いし、どんな代価を払っても、腰を据えるところはどこでもいいって訳じゃない。それでFredとFabien Barelに出会った。Fredとは知り合いじゃなかったけどね。Djeのおかげさ。Fabienは昔から知ってた。オレ達は同じビジョンを持ってるってわかったんだ。それが南部(south shore)の人間さ。Tribe Sportsでは、全てうまくいってるし、Fredなんかルノー4L(!!!)(注:ルノーの一番古い型、普通はあまり乗りたがらない)に乗ってるんだぜ。で、やっとアドベンチャーに再出発。


なぜ、以前はうまくいかなかったのでしょうか?
周りにいる人や既にできていたものを全部、足で押しのける勇気がなかったからかな。それはリスクだけど、Tribe SportsはUrgeと一緒にそのリスクを負ったんだ。それにオレが作ったものは、おそらくちょっと時代を先取りし過ぎたのも事実だ。ただ単に、もし今そうなってるってことは、以前だったら、そうはならなかったってことかな。Urgeバイクのカルマかもね。



この時代にコピーされる心配はありませんか?
多少リスクがあるのは明らかだよ。右も左もヘルメットを見た人が増え始めたからね。2年前のユーロバイクの時、Commencalのブースでプロトを展示していたら、デザイナーや大ブランドの製品のチーフが列をなしてた・・・。オレが棒みたいにつっ立ってただけなのか、それとも彼らはバイザーつきのロードヘルメットばかり作り続けてるからまったく理解できなかったのか。オレ達は本物のマウンテンバイクヘルメットを見せてるっていうのにさ・・・。


正確に言うと、あなたの役目は?
デザイナーなんだから、オレの役目は椅子をデザインすることだよ。いやいや、冗談だよ・・・。オレは本物のデザイナーじゃないよ、だって椅子をデザインしたことなんか一度も無いんだから。それに、本物のデザイナーはハンサムに違いないし、椅子の開発だってやらなくちゃね。オレがハンサムでもなく、椅子についても全く何もできないってことで、すごくカッコいいヘルメットを作ろうと努力することで満足してるんだ。というわけで、モデルの一から十まで全部つくるよ。切る、削ぐ、磨く・・・。実際、クリエイトするのは、むしろ手作業が多いんだ。そういうのが好きなんだ。逆に、商売の方はやらない、無能だよ。オレには向いてない。クリエイトと開発、それがオレの役目だ。



ヘルメットの構想のコンセプトは?
第一にアイデア。いったんアイデアがわいたら後はそんなに難しくない・・・。さっきも言ったように、手作業が多いんだ。まあ、「ヘルメット学」の文化や歴史やその他もいろいろね。大したものじゃないところから出発して、かなりいいプロトタイプに到達する。いい接合、削り、磨き、他の埃っぽい色んなものとか。絶対パソコンの3Dなんかで仕事しないよ。ボリュームを感じられる手仕事をするんだ・・・。本物の人生と同じように。Urgeバイクが他と違って人を惹きつける一部分だと思う。パソコンの二進法だけで、魅力を100%表現できるとは思わない。
第二に「引き際を知る」ことかな。オレのノウハウを全て見せるために、その場にいるわけじゃない。「少し」でいいことは、しょっちゅうだ。何でもプラス、プラスの業界では、大きなチューニングカーコンテストに参加してるような気になる。「これを付け足します、それからこれも、これも追加しましょう・・・」いつも「プラス」、まるで「マイナス」は下品な言葉みたいだ!!!でもさ、醜くさをマイナス、重さをマイナス、平凡さをマイナス・・・マイナスも悪くないだろ、どうだい?
最後に、哲学的にマイナスな考えで言うと、いいレイアウトは世界の端からやってくるんだ。小包を失くしたり、何千ものメールや 一、二度旅行に行ったりした後に、最初の量産試作品にたどり着く。テストしたり、修正したり、検証、っていうか認可テストに合格したり、だってオレ達は楽しむためにそこにいるんじゃないんだから。製品を世に出して、それからいっぱい祈って、占い師にアドバイスをもらって、全てがうまくいって間に合いますようにって、満月の夜にライバルのヘルメットを燃やすのさ!!!(笑)



これらのモデルの出来は?
Cogolin(南仏サントロペの隣町)のTribe Sports でのFree Fight試合の時は、オレはかなり野性的な体つきなんで、いつも勝つんだよ。だから、議論の余地なんてないよ・・・いやいやそうでなくて、試作品が全てを上手く進めてくれたな。FabienとSubaruマウンテンバイクチームが基本的なところから開発に関わってくれたから、これらのモデルが認められたなら偶然じゃないんだ。これは本物の、パイロットによる、パイロットのためのヘルメットなんだ。


何が一番大変でしたか?
みんなとの妥協点を見つけること。妥協のせいで病気になっちゃうよ。まぁいい、オレが男からも女からも愛される独裁者でいるための解決策をいつも見つけられたわけじゃなかったから・・・聞くことと演じることを学んだよ・・・。Maxが言ったように「人が言ったことのうち、ふつう99%は無駄だ。だが、もし関心に値することを1%でも見つけたなら、その1%は多くの場合、それ以上の価値がある」・・・彼は天才だね!


あなたが最も誇る製品は?
Endur-o-Maticが傑作だ。しなやかなバイザーもあるし、MTBヘルメットとしては最高の発明品だと思うよ。「less is more」の完璧な例といえるね。


あなたにとっての理想のヘルメットは?
きちんとプロテクトするヘルメットで、あんまりダサくないやつ、それだけで、かなりいい。オレ達のシリーズは、結構そこに近いと思うよ。それから、素材と生産を良く良く考える事。もちろんハイテクに熱狂して始めた訳じゃなくて、むしろローテク面を見ながら、例えば自然素材を用いたり、生産者や環境に影響を与えない製品を作ったりするよう努力する。オレ達の頭を守るために、中国の労働者が、有毒なホコリや蒸気を吸い込みながら作業して、生命が脅かされるなんて筋が通ってるとは言えないだろ!


次のプロジェクトは?
グラスファイバーよりもカーボンに近い特性を持った自然素材のテストをしているところなんだ。もちろん他のモデルも企画中。現行のモデルでスペシャルシリーズをするつもりだし、「less, but very nice」を特に続けていくよ。でなければ、走りに行くか、サーフィンに行くか。当然だろ?


>>>> 続きを読む(次はファビアンのインタビュー) >>>>>


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VTT Magazine 2009年10月号 より
( 翻訳 by Norie Matsumoto )



インタビュー FABIEN BAREL ‘’CHAMPION‘’

正確に言うと、あなたの役目は?
僕の守備範囲は主にヘルメットの開発とマーケティング。僕達は好運にもSouth Shore Bicycle(Urgeの親会社)の、極めて内部に補充されたチームなんだ。デザイナーとしてのZoobabの働きはチェスボード上に優れた駒を付け加えている。


あなたは開発に携わっているのですか?
僕はクラッシュテストはしないよ(笑)安心して下さい。時たま質問されるから。
製品の安全性は、規格化のためにラボでなされる。僕は、快適性やヘルメットの人間工学について仕事している。
マスクやゴーグルの位置や通気性も検証しなければならない。製品の仕上がりに重要なディテールなんだ。それから、バイザーのFlex Systemといったような新テクノロジーの評価。僕達は、使ってくれる人のために細かいディテールまで考慮された製品の構想を練る、本物の意思を持っている。


全てを同時進行させるのは難しくないですか?
夢中になってる時には考えないよ。FredとZoobabのサポートは、僕たちのアソシエイツと同様にすごく大切だ。物事をすごくシンプルにしてくれるもの、その製品そのものよりも素晴らしいもの。それがDawn-o-Maticを手にMariborの表彰台をのぼる僕の絶大な誇りだった。仲間とアソシエイツと共に開発したブランドを代表する幸せはこの上ない。そのことは僕の仕事に、もし仕事と呼んでいいならだけど、違った広がりを与えてくれた。


自分はRoyalのSteave Peatのような存在だと思いますか?
Steveは確かに、用品販売のために自分をブランドイメージに用いた第一人者だ。彼は非常にビジネスのプロ意識を持っていた。僕にとってはインスピレーションだよ。ただし、僕にインスピレーションを与えるのは、その点でしかない!

あなたにとっての理想のヘルメットは?
理想のヘルメットは、まず最高の安全性、と同時に快適性と美しさを兼ね備えていて、
走っている時につけている感じがしないもの

僕達はかなり近いと思うよ。



つづき
‘URGE KENYA’
>>>>> 続きを読む >>>>>


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VTT Magazine 2009年10月号 より
( 翻訳 by Norie Matsumoto )

URGEMMENT

(写真キャプション)
Fredは2009年、ケニアのNPO団体への寄付金を集める活動とURGEのプロモーションを兼ねて、”URGE KENYA ”を開催した。とてもハードで、かつユニークな大会で、世界の指折りのトップライダーたちを集めて美しい景色の中を走り抜ける。

URGEケニア↓
http://www.urgekenya.com/






※URGE KENYA大会は、DHのトップライダーたちが、地元KENYAスタッフと交流を深めながら、共に力を合わせし、標高4750mもある山の頂上へ食料とMTBを担いだり押したりしながら登り、ダウンヒルしながら帰還するという過酷なアドベンチャーだった。









このような大会を開催することによって、ライダーたちについているスポンサーから、ケニアへ水や食料を供給するNPO団体への資金援助を募るのが目的だ。そして、ライダー自身も、スポンサーも含め、これを知った多くの人々がケニアで暮らす人々への意識を向けてくれることを願う。



Fredは再び、2010年に ネパールのMTBスクール設立資金を募るイベント
"URGE NEPAL" を開催予定。

URGEネパール↓
http://www.urgenepal.com/

URGE bikeproducts↓
http://www.urgebike.com/


共同生活をするケニアの人々。
遠くまで水を汲みに行かなければならず、女性や子どもたちは
水を運んで来るだけで一日が終わってしまう。

ケニアの場合は平均100m以上掘らないと水が出ない、
しかもその水を汲み上げるためのポンプの費用が莫大にかかる。
1本の井戸を完成させるには、ボーリングやポンプ等で500万円ぐらいかかるらしい。

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VTT Magazine 2008年4月号 より
( 翻訳 by Norie Matsumoto )


MTBを進化させる:彼らの視点
SOUTH SHORE BICYCLE


とりわけ環境に多大な関心を持ち、「エコ・レスポンシビリティ(環境に対して責任を負うこと)」を理念とするMTB製品に全てを捧げる会社の創設を最初に決断したのは、Cogolinの男達である。彼らと共に、この大きな挑戦の現状を明らかにした。




VTTマガジン: 
なぜ、そしてまた、どんな風にSouth Shore Bicycleをつくったのですか?

Fred Glo: 
我々は11年間ディストリビューターとしてやってきて、自分達のブランドが付加価値をもたらすような、もっと独自のプロジェクトを始めたくなったんだ。我々はパッケージ屋じゃないんだ。動機となったのは、我々の知識や、独自製品のノウハウであったり、エコ・レスポンシビリティな地球に優しい開発を目指す、今の社会に合った、ビジネスに取り組む様々な方法だ。安い製品をすぐに買い、消費する時代は、もはや過去のことだ。最小限の消費は仕方ないとしても、環境に考慮した消費を我々は提案する。我々の基盤と信条は、最近スポットがあたりつつある消費改善と、自転車の性能とが合わさっている。それが完全に両立し得ることを証明したいし、それが我々のライトモチーフなんだ。

VTTマガジン:South Shore Bicycleとは誰のことですか?

SSB、それはFabien Barel、Laurent Cornec、Fred Glo、それと新たに加わったChristoph Galloだよ。

VTTマガジン:それでは、誰が何を?

実際には、チームはもっと大きいんだ。伝説的なZoobabとPhilがUrgeブランドのデザインを手がけている。
Francois Bernyは国際的な取引の責任者。Fabien Barelは製品の開発、実際の地面で有効かどうかの検証、そして表彰台の上で製品を見せること。Laurent Cornecはいつも通りバラックを担当。Chris「ひな鶏」Galloは、押しが強いから取引分野を監督する、猟犬の群れのリーダーだ。競争相手は簡単に我々を成功させてはくれないからね。私は、枠組み、ビジョン、ポジション決め、エスプリ、仕様書にモラルを書き込んでる、いわばSSBの魂だ。

VTTマガジン:あなた方はどのように再結集されたのですか?

フィーリング、能力が合わさること、我々のパワーはそこから生じているし、さらにパワーアップしていくだろう。それぞれの分野でベストになる強烈なパーソナリティ。様々なノウハウが合わさり、うまく作用するに違いない。出会いは、人生の偶然だよ・・・女性と同じさ・・・。我々は、一緒に時を過ごすのが好きだから、その結果、プロジェクトを共有したくなるんだ。お互いに近くにいて、思い描いたり、作り上げたり、確かめたり、分かち合ったり・・・。それは、我々にとって、成功して金儲けをするという仮の目的より、ずっと大切なことなんだ。プロジェクトと挑戦は、我々を強く結びつけてくれるし、恐れずに高いレベルを目指すよ。だって、我々が望んでいるのは、いいもので、他と違っていて、美しいもの・・・。アイデンティティーは、我々そのもの、それ以外ない。銀行の口座なんかじゃなく、我々自身と我々がもたらす結果を誇りにしたいんだ。

VTTマガジン:あなた方はどのように再結集されたのですか?

目的は、もう一度繰り返すが、それは世界が幸運にも変わり始めた今、我が社SSBはこの新しい価値感の上に立つことなんだ。自転車は、それ自身すでにクリーンとも言える。そこで、その製造においてもビジネスの取り組み方においても、さらにもっとクリーンでありたいと努めている。我々は楽天家なんだ。この先、我々とエコ・レスポンシビリティの地球なら存在できるだろう、そうでなければ存在しえないだろう。我々の信念がやっと社会全体に共有できたような時に、このプロジェクトを開始するのは、本当に素晴らしいことだよ。ハッピーだね。御都合主義者の中には全く無いよ。我々は、社会と同じ目線、理屈だけで言えば、その点までは進化したんだ。

VTTマガジン:あなた方がディストリビュートしたいブランドとは?

Brake Authority は、フランスのディストリビューターであるTribe Sport Group経由で、ニッケルを用いない、つまり「クリーン且つリサイクル可能」なブレーキプラケットのシリーズを既に市場に出したんだ。消費者は、我々が思っていた以上に、新製品を受け入れてくれた。信じられないよ。そのことは、我々にこの理念を保持し続けていくよう、かなり勇気付けてくれた。輸出面でもたくさんのディストリビューターが列をなしているし、そこでも大きく期待されているようだ。秋にはこのブランドが世界を席巻するだろう。まもなくオファーを受けた、ブレーキのローター付きプラケットを完成させ、Fabienが調整を終えて、全て順調にいけば、春にはお届けできるだろう。さらに、我々はそこで立ち止まることなく、他のブレーキ製品を企画しており、それに平行してプラケットの開発も継続している。我々は、更にもっともっと改良したいんだ。たとえ、Fabienやエンジニアとの協力でTTT(Test Tribe Troop)によってなされた仕事が評価され、汚染物質のニッケルを使わない現在のベストシリーズを世に出したとしても。
Urgeについては、ヘルメットのシリーズが秋の展示会の時にプレゼンテーションされるだろう。だが、Fabienとそのチームは、このシーズン中は、そのプロトとプレシリーズでずっと走るだろう。クリスマスにはフランスのショップにお届けしなければね。シリーズの面では、enduro、DHに続いてdirt製品が姿を現すので、お楽しみに。

VTTマガジン:SSBの将来は?

大まかな計画だが、例えばBrake Authority(ブレーキ)とUrge(ヘルメット)という明確な2つの路線だけでも大きな展望を与えてくれる。我々の信念と共に全てを良い方向へ導いてくれるアンビシャスだ。控え目じゃないといけないけど、我々に不可能はない!




インタビュー ZOOBABの言葉

MTBの世界を象徴する人物、Sunnで何年もデザイナーをしたことは、忘れられない。Zoobabは常に環境と特別な関係にあった。永遠のサーファー、彼がSouth Shore Bicycleの仲間に加わったのは、当然の成り行きである。彼の思いをここに打ち明ける。

VTTマガジン:Urge Bikeヘルメットは、今日作られているものより、もっとエコ・レスポンシビリティですか?

Zoobab:
イエス・・・だとあなたに信じさせることができるさ。例えば、原子力は超エコだとか、温暖化はオナラし過ぎる牛のせいだとか、プロパガンダでオレ達を納得させようとするみたいにね!
エコ・レスポンシビリティの第一のミッションは、儲け主義の理屈でもって、人にウソをつかないことだ。他のプロパガンダと同様、オレ達のヘルメットを信じさせるのは、すごく美しいウソだ。工場でプラスチック素材から作られて、頭の上におさまるまでに何千キロもかかり、きれいな空気やわき水から作られたヘルメットなんだ・・・。
オレ達が確かな答えを見つけられないなら、Urge Bikeヘルメットはエコ・レスポンシビリティだと言ったりしないだろう。逆に、最も「エコロジー」な車や最先端の飛行機より100倍エコ・レスポンシビリティな、自転車の有害なマテリアルを忘れちゃいけない・・・。人類の将来は今日から開かれている:それは、自転車・・・。


インタビュー Fabien Barel

稀代のカリスマ的レーサー、Fabien BarelはSouth Shore Bicycleにより、サポートされている。エコ・レスポンシビリティにおいての彼のアクションを語ってもらおう。

VTTマガジン:国際的なレーサーが、どのようにエコ・レスポンシビリティに至ったのでしょうか?

Fabien Barel:
競技場の地形は、僕達のインスピレーションだ。僕達MTBライダーは広大な空間にパッションを感じるし、それらを保護し、また維持していきたいと願ってるんだ。今日、環境というテーマはグローバルに様々な形で述べられているけど、その本質は一人一人の責任によるところであり、隣人に対しての公共道徳の問題だ・・・。国際的レーサー、MTBライダー、ビジネスマン、特に世界市民!

VTTマガジン:Subaruがスポンサーになっていることは問題になりませんか?

Subaruは、最近GPLで、このテーマに対する具体的アクションを実現しているし、特に来月にはディーゼルができる。彼らの新しいテクノロジーを通して、ブランドの中にあって、その方向性で実際に具体的アクションを起こし、そうすることで、パートナーシップを更に強固なものにして、望ましい相乗作用を生み出したい。

VTTマガジン:SSBの中でのあなたのアクションとは?

僕のアクションはブランドを代表すること。そして、特に製品のクオリティーや性能を検証することにある。この判断基準は、会社の哲学、つまり環境に考慮した開発の中で、的確になされなければいけない。

VTTマガジン:エコ・レスポンシビリティというテーマで、MTBの将来をどのようにお考えですか?

僕のイメージは、汚染されていないチェーンオイル、サスペンションオイル、有害廃物が無いブレーキプラケット、それからオーガニックベースのタイヤも・・・。それと、僕達が使っている道路の維持やダメージを受けた森林の回復にもエコ・レスポンシビリティが必要だと思うよ。そのために、僕達MTBライダーに求められるのは、環境に目覚めることだ。僕達はかけがえのない自然へと至り、森や自然のフィールド維持の大切さを願い、伝えるチャンスがあるんだ。
話しはやめて、行動しよう!


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新年あけましておめでとうございます!!

本年もよろしくお願いいたします。

さっそくですが、URGEのフレッド、ローラン、フランソワたちから、
マロングラッセの贈り物が届きました。
彼らのメッセージとサイン入りで・・・!

フランス人の男集団とは思えない!?心配り。
とても心温まる新年の贈り物でした。

URGEのカタログもとうとう到着しました。
すでにレオンバイク試乗会などにおこしいただいている
ショップ様にはプライスリスト等といっしょに
郵送する準備をしておりますが、
それ以外のショップ様でカタログ郵送ご希望、
お取引をご希望の方は、
0536-37-5500までお問い合わせください!!

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