江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

江戸川区の戦災遺跡を訪ねて

2018-03-05 | 江戸川区教組
73年前の3月10日は東京の下町の人工密集地に当時のアメリカ軍が無差別空爆をした日です。

そして当時の日本政府が天皇の鼻先甚大な被害を被ったことを隠蔽しようとし、空襲をされたら、火ばたきで叩き消せ、バケツリレーで延焼くい止めろと言われたことをそのままやった結果、10万人のもの都民がなくなった日です。


今日は江戸川区の旧区役所文書保管庫をはじめとした江戸川区内の空襲の傷跡をフィールドワークしました。
江戸川区平和運動センター主催の「江戸川平和行進 ー慰霊碑巡りー」です。




文書庫は建物は残ったものの、外も内も焼き尽くされました。

当時農村地帯で茅葺き屋根だった江戸川区は次々と延焼したとらしいと、泉福寺の住職がおっしゃっていました。




区職労の方々をはじめとした江戸川区民のちからで文書庫は戦災遺構として残され、さらに江戸川区の追悼式※が行われる今年3月10日には、近隣の施設内に準備されていた常設展示スペースが新規オープン※します。








というわけで、戦災の記憶を世代を越えて引き継ごうと言う取り組みを30年来行ってきたのが江戸川区です。

であるにも関わらず、道徳教科書は安倍政権の価値観を忠実になぞった教育出版を採択しました。

今まさにせめぎあっている最中❗
多くの皆さんに事実を伝え、相談していきたいです。

※第30回江戸川区戦災犠牲者追悼式 (3月10日 14:00 小松川さくらホール)
※さくらホール1階に「江戸川区 平和祈念展示室」がオープン


-K.A-

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