今年で2回目という大会に先月参加してきました。私を短歌を始めて2年目、松本さんは3か月、伊藤さんはこれから始めたいという新人で、私の短歌の先生がクラスメートということから70の手習い、人生の余白を、伸びしろを広げる意味で始めました。
参加者ははがきに自分の短歌1首を書いて提出。当日132首が印刷されて配布されました。ひな壇に選者5人が並び、それぞれ提出された短歌を評価してくれました。高齢の男性二人は、自分の昔の領域に固執し、くどくどと時間は過ぎ要領は得ず、最近のAIという言葉もわからず、時代錯誤を感じる人もおりました。世は歌につれ、歌は世につれという言葉がある通り、今の時代の空気も読んでほしいと思いました。
伊藤さん「散歩路の空家のフェンスに絡みつく木通(あけび)3つ4つ日々に色づく」
松本さん「木漏れ日の明るき中に彼岸花山の斜面に群れ咲きている」
阿久津「秋彼岸訪う実家の野菜積み七曲り坂ハンドル握る」
そして当日の様子は
「ひな壇に並び選者の歌評を聞きこちらも品定めしながら聞き入る」