さっぴいの株主優待と長期投資

現物株への投資を中心に、現物保管型純金信託、原油ETF、投資信託などをしています。

株主還元について考えました

2023年12月13日 | 日記
昨日から、ちょっと、アメリカの投資家に対するインタビューの動画を観ています。
インタビューしている人や質問している人たちを拝見しますに、
個別の投資指針や行動の理由についての質問だけではなく、この伝説となっている皆さんがどのような生き方をして、どのような時にどう決断をしていたのかというのを知りたがっているような印象を受けました。



投資家の立場からすると、業績がそこそこ良いのに配当もなく、株主優待もない会社があったら、この会社はなぜ株主還元しないのかと思います。

一方、会社側の立場からしたら、配当や株主優待を出すよりも、万一の将来の危機(疫病の流行、地震、人手不足など)の備えとして利益を留保したり、設備投資やらに回した方が良くない?その結果株価が上がったとしたら、それが企業から株主へのお返しということにならない?と思うのではないかと推察します。
いや、きっと、従分な留保や預貯金があって、経営が順風満帆で、儲かっていて配当に資金を回す余力が十分にあるということなのでしょうが。

配当を出すにしても、株主優待を出すにしても、経営者側からすると、説明できる何らかの理由がなければ出さないと思います。

配当を出せば、経営者が株式をたくさん持っている場合、配当という形で堂々と利益を得られる?

株主優待割引券なら、負担は少なく客を増やせる?
自社商品を株主優待とすることで、ファンを増やしたい?
株価を上げたい?
株価が高く市場に高評価されていれば、企業としての知名度と評価も上がる?

また、取引所からの圧力、株式を大量に保有している人からの圧力も、関係していると思います。

いずれにせよ、配当・株主優待はありがたいです。



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