新潟でイヴェント出店していた友達を手伝いに行ってた娘がお土産で買って来てくれた 新潟駅バスセンターのカレー
今流行りの手間暇かけて複雑な旨味を出したカレーとは別物で
昭和40年 高度経済成長期にどこの町にでもあったカレースタンドの味なんだ
昔の川崎駅ビルにもカレースタンド「オオモリ」と言う名のカレー店があった
川崎京浜工業地帯で働く労働者のソウルフードで いまだに あの味を探していらっしゃる方が多いことに驚く
このブログの前の「34Leftで」で何度か取り上げたたら 60代を過ぎた皆さんからの反響に
驚いた記憶がある
今回もあの味に近づけるため
こんな魔法の食材を隠し味に入れてみやした
当時の想い出がよみがえる
食券を買い求めアクリルドアを開けると
簡素なテーブルにチェク模様のビニールのカバー
妙齢なウエイトレスさんが紙ナプキンに巻かれたスプーンをセットしてくれる
オープンキッチンの職人さんが銀食器の皿に
ご飯と千切りキャベツを盛り
ズンドウからレードルで黄色いカレーをかけ回す
毎朝 小麦粉をラードで炒め ニンニクに日本酒 隠し味に醤油そしてSBのカレー粉を混ぜていく
豚コマは軽く炒めて合わせる
お好みで軽薄な赤い福神漬けを散らす
一口 頬張れば淡いニンニクの香りに
トロッとした芳ばしい舌触りのカレーが広がる
するとオリーブ(女房殿)が
アタシはこっちのほうが好き!と
某大手キャリアのラウンジで出しているビーフカレーを頬張る
そりゃぁ そっちのほうがうまいっしょ
でも俺たちは忘れない
1960年代を駆け抜けていった やろうどもの味を
男達よ元気かい!
&ご馳走さんです😋