ひげ爺さんのお散歩日記

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

コウテイダリア(皇帝ダリア)

2013年11月16日 20時55分57秒 | 日記
    「コウテイダリア(皇帝ダリア)」 キク科 ☆9月15日の誕生花☆
          花言葉は… 乙女の真心・乙女の純潔

今朝の最低気温は午前6時の7.0℃。  最高気温は午後3時の17.0℃。
昨日とうって変わり、今日は終日ほぼ快晴。 風も無く、ぽかぽかと暖かな一日でした。

朝食時、母が窓の外に干された柿を見ています。 妻が母に「早よう言いんさいや、“もう食べ
れるんじゃないん? 一つちょうだいや”」 すると母が「あんた、どうしてうちが思うとる事が
分かるんねぇ?」 私が「そりゃ分かるよねぇ。 お婆ちゃん、ここ4~5日、毎朝、同じ事を
言いよるんじゃけぇ。 まだ渋いけぇ食べれんのっ!」(笑。

朝は冷えましたが日中は暖かかった。 “小春日和”を通り越して“大春日和”でした。
散歩に出た9時の気温は11.6℃。 風が無く日差したっぷり、気温以上に暖かく感じました。
昨日怠けた分を取り戻そうと少し遠出しました。 

午後は3時から散歩。 近所に老人養護施設と病院が並んで有る場所が有ります。 その裏を
歩いていると、女性職員(介護士or看護婦)が出て来て、「茶色いジャンパーを着たお年寄りを
見掛けなかったですか?」 見なかったと告げて先を歩いて行くと、角を曲がったところに
居たんですねぇ、パジャマの上に茶色いジャンパーを着たそのお年寄りが。
「お爺さん散歩?」 「おお、天気が良いからのぅ」 「さっき看護婦さんが捜しとったよ早よ帰ろ」
「病院は退屈なんじゃ、建物から出ちゃぁいけん言うて」 「ほいでも皆んなが心配してますよ」
お話しながら帰りましたが、これが元気元気、足は達者、受け答えもしっかりして、記憶も確か…。
86歳、戦地はフィリピン、「戦争が終わってすぐに復員出来たのですか?」 「わしはちょっと
偉かったからのぅ、大尉じゃたんで、戦争の責任を問われて6年間、沖縄に留め置かれたんじゃ」
「へ~、大変でしたねぇ」… もっともっと沢山のお話をしながら病院前へ。
玄関前に看護婦さんが出ておられ無事に引き渡しました。 この出来事を妻に話しすると…
「お父さん、あの病院に入院しとる人は…」 そうでした(汗。 私はすっかり騙されていた
ようです。 86歳と云えば私より20歳上、と云う事は終戦当時は18歳。 で、大尉?
86歳にしては元気過ぎる、今思えば75歳位? まいった! でも気持ち良く騙されました。
もっともっとお話を聞きたいお年寄りでした(笑。






蜻蛉池公園の外周、貸農園に咲いている「コウテイダリア(皇帝ダリア)」です。
別名「木立ダリア」とも呼ばれ、背の高さは3~4m、高いものでは5mにもなる物もある
そうです。 花を見るには2階の窓から見るのが丁度良いみたいですね(笑。 今日見た花は
2.5m位でしたが、それでも見上げる高さ、大きなブロックの上に上って撮りました。
「皇帝ダリア」の名前は、学名の「Dahlia imperialis」の直訳だそうです。 背が高く、
威風堂々としているところから名付けられたのでしょうね。
 

根元は大人の手首ほどの太さが有り、まるで竹(樹木)のようです。 尺八にでも出来そうですね(笑。 
ですが、これだけ背が高いと支柱無しではとても立っていられません。 杖に寄りかかった皇帝、
ちょっとだらしないですね(笑。 原産地はメキシコで、日本には江戸時代末期に渡来したそうです。


夕方、自治会館で開かれている文化祭を見に行って来ました。 沢山の絵画、書、彫刻、焼き物、
手芸が出品されていて、普段、出会ったら挨拶するだけのご近所さんがこんな趣味をと、驚き
ました。 私も以前、絵を描き始めた頃に好きな画家さんがいて、その方の絵を模写した絵を
出品しました。 最近は絵を描く事から遠ざかっていますが、来年はまた描き始めようかなと。

「年間5000kmへの道」… 今年計4674.4km(6,677,646歩) 残り…325.6km
今日の歩数    24,087歩 (皇帝を見に行く散歩+もっと話がしたかった午後散歩)
11月総歩数  330,715歩=231.5km(1歩を70cmに換算)

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5 コメント

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会話が大切ですね。 (稗島千江)
2013-11-17 02:09:51
ひげさん、おはようございます。

真夜中にお邪魔します。chie姉さんはやはり落ち着きませんでした。チ-坊、ち~ちゃん、という昔の名前も変だしあだ名のカマキリほど痩せてはいないし、今更じたばたして、ひげさんにき恥ずかしい思いをさせてしまいました。ゴメンナサイ。
コウテイダリア、
空の青、桃色の花が冴える美しい写真ですね。後の2枚は水彩画を思わせる幻想的な写真で好きです。
水彩画と言えば、ひげさんの絵画を展示されたのかと思いました。
来年は絵を再び描かれるとのこと、いいですねえ。御紹介して頂けると、楽しみにしております。
私の6歳上の姉は子供にも孫たちにも恵まれてはいますが、皆それぞれに仕事があり、お昼は一人です。足が悪くて出歩く事もなく黙ったままなので、だんだんと。特にお年寄りには会話が大切だと思います。毎日声をかけてくれる人が必要ですね。自分のことも含めて老後のあり方を考えさせられています。
読ませて頂いていつも感じることですが、ひげさんご一家は本当にお優しいです。
先日のモナラベンダ-は、1年半ほど前にアップしてブログに載せたことがありました。5年ほど前に濃い紫色の花を一杯育てていました。その思い出を書いたのでしたが、相変わらず夫に酷いもので、一度でも優しい…と感じて頂いたひげさんに紹介するのが躊躇われてしまいました。
アップしたひげさんの花を見てぜんぜん違う花に見えました。
最近では白っぽい花も売られているのですね。また長いコメントになってしまいました。お喋りが不足して?!
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こんな風に美しく撮ってやりたい (70歳ー旅の途中)
2013-11-17 08:58:04

皇帝ダリアもたくさんの種類がるのですね。
私も以前撮りましたが、こんな風にはうつせませんでした。

今日は子どもさんとの会話でなくて、ご高齢の方とのお話。なんと素敵なお話でしょう。

常に寄り添ってあげること。もしかしたら身内にはできなくても、施設やご近所の方にならだれでもできることではないかと思います。

私もたびたびそのような方とお話しする機会が増えて、時にドロボー呼ばわりされても、笑って受け応えする訓練?を繰り返しております。

いつかは私の相手をどなたがしてくれるのかしら?
うたばかりうたっているかもよとよく言われます。
私の兄はハーモニカを吹けるので、最初は歓迎されていましたが、朝から夕方まで吹いたりしたらしく、取り上げられてしまったそうです。

施設の方も一人を大切にすると、どこかに迷惑をかけることになるので大変ですね。



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妻を見習って… (ひげ爺さん)
2013-11-17 13:32:42
千江さん、こんにちは。

背の高い花なので、どうしても青空を背景にしたこんな構図になってしまいます。
ここは貸農園地帯が広がる菜園の一角で、周りに高さを比較する物が何も無いんです。
誰が植えたのか、30本位が帯状に咲いています。

この3枚の絵は、ひげが描いた事には間違いないのです。 ただ、絵を描き始めたころ、
こんな絵が描きたいと思い、他人が描いた絵をそっくり真似て描いた絵…
いわば今流行りの偽装(贋作)です(笑。 今年は5000km歩く事を目標にしたので
ゆっくりした時間が少なくなってしまいました。 来年はもっとゆとりの有る時間を作って
好きな絵などを描こうと思っています。

>ひげさんご一家は本当にお優しいです。
いえいえ、優しいのは妻です。 姑の面倒ここまで看れるとは…頭が下がります。
どこに行っても他人からは実の親子と思われるんですよ。 優しいだけでは無く、
言いたい事も言い合っていますから(笑。 凄い奴です(笑。
ひげはまだまだ、カチンと来る事が多くて… (汗。
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老後… (ひげ爺さん)
2013-11-17 14:21:54
70歳ー旅の途中さん、こんにちは。

背の高い花はどうしても青空が背景の逆光になってしまいますからね。 フラッシュを
使ったり、カメラの瞳孔?を思い切り開いたり、工夫はしているんですが。 なかなか(汗。

昨日お会いしたお爺さんはお話を膨らませる名人でした。 そういう病気で入院されて
いる方だったのでしょうか。 でも、お話が上手くすっかり引き込まれてしまいました(笑。
そうですねぇ、「自分の話を親身になって聞いてくれる相手をもとめている」、と感じる
お年寄りが多いですね。 話し掛けたらいくらでも話してくれます。
最近はひげも若い人より、お年寄りと話す方が上手になったようです(笑。
老後の事、考えますよねぇ、自分がどういう情況(症状)に有るのかを理解している
場合は良いのですが、症状が意識出来ない様になった時の事を想像すると
ぞっとします。 可愛い年寄りになっていれば良いのですが、頑固で怒りんぼでは(汗。
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3枚の絵画。 (稗島千江)
2013-11-17 20:14:31
ひげさん、こんばんは。

-私も以前、絵を描き始めた頃に好きな画家さんがいて、その方の絵を模写した絵を出品しました。-
と書かれておりますのに、そして、お名前も見覚えがあつたのに…。
描き始めにこのような素晴らしい絵を描かれるとは!
ひげさんの書体も素敵ですよね。
ますます夢が広がりますね。夢ではなく現実に作品が残せていけて、充実した人生が送れますね。とても楽しみにしています。
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