中華料理チェーンのハイデイ日高の15年2月期決算です。 首都圏の駅前で日高屋を中心に、15年2月末で360店の直営店舗を展開しています。 ラーメンなどの中華料理需要だけでなく、会社帰りのチョイ飲み需要を取り込んで成長しています。 売上高は、24.2億円増加しました。売上原価は5.3億円増、販管費は16.0億円増で、飲食業特有の低原価業態のため販管費増が目立ちます。光熱費増やパート・アルバイトへの収益還元が主な内容のようです。 資産は、現預金が29.4億円増加しましたが、固定資産はあまり増えていません。 駅前一等地への出店を特徴とするだけに、慎重に出店機会を精査しているのでしょうか。 債務は、長期負債はあるものの絶対額は小さく、あまりレバレッジを効かせない経営のようです。 潤沢な手元資金で堅実に展開しているようです。 低価格なメニューを提供する一方で、パート・アルバイトにも賞与を出すなど、顧客だけでなく従業員にも優しい企業です。 配当ももう少し手厚ければ言うこと無しですが、それは贅沢かも知れません。 |
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