ウォッチ銘柄であるマニーの24年8月期決算です。
針と糸を一体化したアイレス針関連製品、デンタル製品、サージカル関連製品などの医療機器事業を展開しています。
全てのセグメントが増収だったものの、今期もデンタルが販管費をこなせず減益だったようです。
セグメント |
2023 |
2024 |
増減率 |
サージカル 売上高 利益 |
6,784 2,121 |
8,152 2,640 |
+20.2% +24.5% |
アイレス針 売上高 利益 |
8,574 2,865 |
10,222 3,872 |
+19.2% +35.2% |
デンタル 売上高 利益 |
9,128 2,256 |
10,139 1,878 |
+11.1% -16.8% |
売上高は40億円増加した一方で、売上原価は15億円増、販管費は13億円増でした。
その結果、売上総利益率は63.0→62.8%、営業利益率は29.6→29.4%に悪化しました。
高水準の利益率ですが、相変わらず利益率が漸減しているのは気掛かりです。
資産は、現預金が254→216億円に減少しました。
他には、建物及び構築物が98→124億円に増加しました。
負債は、有利子負債は計上されていません。
利益余剰金は455→481億円に増加しています。
営業キャッシュフローが80→78億円に微減して、営業キャッシュフローマージンも30%台を割りました。
売上債権の増加などが足を引っ張ったようです。
株価は\2,000を抜けきれません。
少しずつ割高感も薄れたので、そろそろ買い時かもしれません。
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