高配当銘柄であるJTの22年12月期決算です。
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円安もあってたばこ事業が大きく収益を伸ばしました。
一方で加工食品は、原料高の影響などを受けて減益だったようです。
上段:売上高、下段:営業利益
事業 |
2021 |
2022 |
増減率 |
たばこ |
20,019 5,947 |
23,152 7,540 |
+15.6% +18.0% |
医薬 |
804 111 |
829 111 |
+3.1% +0.5% |
加工食品 |
1,472 40 |
1,555 25 |
+5.6% -11.3% |
売上高は¥2.3兆→¥2.7兆、営業利益は¥0.5兆→¥0.7兆と増収減益でした。
たばこ事業の海外展開が大きく功を奏しています。
資産は、現預金が¥0.72兆→¥0.87兆と減少しています。
その他に、のれんが¥2.1兆→¥2.4兆と増加しています。
負債は、長期の社債並びに借入金が¥0.8兆で横ばいでした。
利益剰余金も¥2.9兆→¥3.1兆と増加しています。
営業キャッシュフローは、棚卸し資産の増加でマージンが8ポイント落ちました。
ただし配当余力は問題無いように見えます。
株価は、2021年の減配ショックを乗り越えて順調に右肩上がりです。
新NISAで一段と買いが入りそうです。
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