悩みの種になりつつあるSalesforceの22年1月期決算です。
Slackを買収したことでPlatform and Otherが一番伸びています。
ただし他のカテゴリも再編されたので、昨年までと内容の継続性は無さそうです。
事業 |
2022 |
2021 |
増減率 |
Service |
$6,474M |
$5,377M |
+20% |
Sales |
$5,989M |
$5,191M |
+15% |
Platform and Other |
$4,509M |
$3,324M |
+36% |
Marketing and Commerce |
$3,902M |
$3,133M |
+25% |
Data |
$3,783M |
$2,951M |
+28% |
売上高は$21.3B→$26.5B、営業利益は$0.5Bで横ばいでした。
売上高の成長率は相変わらずですが、原価や販管費の増加をこなしきれていません。
資産は、現預金が$5.8B→$5.1Bと減少しています。
この他に、のれん代が$26.3B→$47.9Bと倍近く増加しています。
負債は、長期借入金が$2.7B→$10.6Bと4倍近く増加しました。
留保利益は、$5.9B→$7.4Bと増加しています。
営業キャッシュフローマージンは20%台を維持していますが、Slack買収の影響が顕著です。
営業キャッシュフローの増加率が回復したのには安心しました。
ダウに採用されたものの、今ひとつ弾けません。
利益なき成長がAMZNの再来なのか、BtoCとBtoBの違いもあって自信が持てません。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます