昨日、録画していた「ついて行っていいですか」を見た。
60歳台の、北海道から出てきて、関東住んでいる人(男性)の話。
いつものように、 風呂から出てきた人を捕まえる。
東京の小さな古いアパートの2階。
風呂もない、昔の6世帯が住む、狭いアパート。
いろいろ聞き出して、2度目訪問したときに北海道行きを持ちかけた。
そして同行してカメラが追いかける。
多くの成功、そして失敗の繰り返しで、現在がある。
東京で騙されたことが、尾を引いているように思えた。
家族も家もなくし、親の争議にも出られなかったとか。
パネラーも言っていたが、なにか山田洋二監督の
映画を見ているようだった。
故郷の思いがすごく強い。
でも現実は、まったく違っていた。
帰りたい、でも帰れない、希望はなくなった。
それを自分の半生を振り返り、ながらさびしげに語る。
とってもいい番組でした。 感激、感動。
この番組はいつも録画している。(毎週)