「享保日記」享保九年八月 地震編
2017年1月16日 月曜日 天気 晴 風 寒 寒 寒
「享保日記」享保九年八月
「享保九年 一 暦にくゑ日と云事、当八月廿二日より同廿八日迄、七日続キくゑ日有。如(V)此ノ月ハかならず大キなる天災有と、・・・
長雨にて八月卅日の内雨ふらぬ日ハ六日、此内三日ハくもり、三日晴天也。外かハる事なし。廿二年以前ニくゑ日七日つゞき、此節諸国一同大地震なりと云。
廿二年巳前ノ暦ヲミるに、くゑ日七日つゞきたる事なし。是も説也。大地震ハ有り。」を検証する。
上記の項目の「廿二年以前ニくゑ日七日つゞき、此節諸国一同大地震なり」について検証。
「年の検証」
1724年 - 21年 = 1703年
「検証結論」
関東地方を襲った 元禄大地震 元禄16年11月23日(1703年12月31日)震源は相模トラフの房総半島南端にあたる千葉県の野島崎と推定され、東経139.8度、北緯34.7度の地点にあたる。マグニチュード(M)は7.9-8.2と推定されている。
さらに茨城県で元禄十六年大地震の大変貴重な資料です。