嵐 「享保日記」享保十六年九月十六日 天気編
2019年5月2日 木曜日 天気 雨 曇 雨 晴
「享保日記」 享保十六年九月十六日
「享保十六年九月十五日、天気あしく吉田明神ノ御祭相延。十六日八ツ過ニ出御候處、藤柄邊より雨ふり、暮ニかかり歸御也。夜中押通シ大嵐(左注「丑寅也」)。十七日暮時仙波水出ル。當五日之水ニハ壹寸ほどもひき(マ)く(マ)可(V)有(V)之由也。十八日晴ル。」を検証する。
「テータ変換」
年月日 享保十六年九月十六日十七日 → 1731年10月16日17日
場所 水戸 → 水戸
天気種類 雨夜中押通シ大丑寅嵐 → 雨 北東大嵐
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)
享保十六年九月十六日 → 1731年10月16日
弘前 雨
八戸 雨
盛岡 雨
日光 晴(曇)
東京 曇(雨)
八王子 曇
鯖江 雨
伊勢 雨
池田 曇(雨)
津山 晴
鳥取 晴
諫早 晴
享保十六年九月十七日 → 1731年10月17日
弘前 曇
八戸 曇
盛岡 曇
日光 晴(大雨)
東京 曇(雨)
八王子 雨
鯖江 -
伊勢 晴(小雨)
池田 晴
津山 曇
鳥取 晴
諫早 晴
古天気学データベース(KTDB)
享保十六年九月十六日 → 1731年10月16日
弘前 曇 風雨 終日に及ぶ
享保十六年九月十七日 → 1731年10月17日
弘前 曇
「検証結果」
年月日 享保十六年九月十六日十七日 → 1731年10月16日17日
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有
場所 水戸市
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無
天気の種類 大風大雨
「データ整理」
享保十六年九月十六日 → 1731年10月16日
弘前 雨
弘前 曇 風雨 終日
八戸 雨
盛岡 雨
日光 晴(曇)
水戸 夕方雨 夜中大嵐
東京 曇(雨)
八王子 曇
鯖江 雨
伊勢 雨
池田 曇(雨)
津山 晴
鳥取 晴
諫早 晴
享保十六年九月十七日 → 1731年10月17日
弘前 曇
八戸 曇
盛岡 曇
日光 晴(大雨)
水戸 雨
東京 曇(雨)
八王子 雨
鯖江 -
伊勢 晴(小雨)
池田 晴
津山 曇
鳥取 晴
諫早 晴
「検証結論」
九月十六日(1731年10月16日) 日光の天気は、晴(曇) 東京の天気は 曇(雨)で、水戸の天気は、夕方より雨で、夜中は北東大嵐です。
昔の天気は大変面白いですね。
茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。