古天気学 A

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灰降る 「御番所日記 四」宝永八年二月七日 Ⅱ 噴火編

2019-06-22 17:36:59 | 噴火

灰降る 「御番所日記 四」宝永八年二月七日 Ⅱ 噴火編  

2019年6月22日 土曜日 天気 曇  小雨  曇 

「御番所日記 四」をデータ入力中に発見しました。           

「御番所日記 四」宝永八年二月七日 

「宝永八年二月七日 晴 辰上刻ゟ砂灰降終日曇灰少々ふる也」を検証する。

「テータ変換」

年月日 宝永八年二月七日 → 1711年3月25日

場所 日光 → 日光

天気種類 灰降る → 灰降る

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)

宝永八年二月七日 → 1711年3月25日

弘前 雨 

八戸 - 

盛岡 - 

日光 晴(曇) 

東京 晴(雨) 

伊勢 晴(雨) 

京都 晴(雨) 

鳥取 曇 

厳原 晴 

諫早 曇(雨)   

古天気学データベース(KTDB)    

弘前 晴 夜に入り雨 日光 晴 辰上刻ゟ砂灰降終日曇灰少々ふる也

気象庁HPより 宝永八年二月七日(1711年3月25日) 浅間山噴火 火砕物降下。降灰。

「検証結果」

年月日 宝永八年二月七日 → 1711年3月25日

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 不明  

「データ整理」

宝永八年二月七日 → 1711年3月25日

弘前 雨  

弘前 晴 夜に入り雨 

八戸 - 

盛岡 - 

日光 晴(曇)灰降る  

東京 晴(雨)  

伊勢 晴(雨)   

京都 晴(雨)   

鳥取 曇  

厳原 晴  

諫早 曇(雨) 

「検証結論」 

二月七日(1711年3月25日)浅間山が噴火し 日光では朝7時頃より終日灰が降りました。 日光の天気は、晴(曇)東京の天気は 晴(雨)  で、水戸の天気は、晴(曇又は雨)です。水戸でも灰が降った記録が探せばあるはず。

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。



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