#享保七年#1722年#享保日記#噴火#浅間山#灰
噴火砂降る 「享保日記」享保七年十一月三日 浅間山噴火砂降る編 新資料発見?
2023年6月25日 日曜日 天気 曇
「享保日記」享保七年十一月三日
「享保七年十一月二日鳴物、夜九つ半時未申ノ方ニあたり鳴物ニツ有、諸人間聞(V)之。○翌三日夕方砂少しふる。同六日夜五ツ時右ノ方にて鳴物有。但、壹つひびきよほど有(V)之。なり物□□(ムシ)末ニ記ス。 」 十一月三日水戸の天気と砂降るを検証する。
「テータ変換」
年月日 享保七年十一月三日夕方→ 1722年12月10日夕方
場所 水戸 → 水戸
天気種類 砂少しふる → 噴火灰少し降る
「吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)」で検証
享保七年十一月三日→ 1722年12月10日
弘前 晴
八戸 晴
盛岡 晴
日光 晴
東京 晴
八王子 晴
京都 晴
池田 晴(曇)
津山 曇
鳥取 雨
諫早 晴
臼杵 曇(雨)
古天気学データベース(KTDB)
弘前 陰晴
日光 曇 夜中灰降る
京都 晴
「検証結果」
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有
年月日 享保七年十一月三日→ 1722年12月10日
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有
場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無
天気の種類 不明
「データ整理」
享保七年十一月三日→ 1722年12月10日
弘前 晴
弘前 陰晴
八戸 晴
盛岡 晴
日光 晴
日光 曇 夜中灰降る
水戸 夕方灰少し降る
東京 晴
八王子 晴
京都 晴
池田 晴(曇)
津山 曇
鳥取 雨
諫早 晴
臼杵 曇(雨)
「検証結論」
東京と日光と水戸の関係
A(2-東・日-水)確率(KDB1967~1997・31)12月K東京--K日光--水戸(データ総数930)
日光と水戸の関係
B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)12月K日光--水戸(データ総数930)
日光と東京の関係
B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)12月K日光--東京(データ総数930)
上記の確率の高いデータを摘出する。
東京と日光と水戸の関係
A(2-東・日-水)確率(KDB1967~1997・31)12月K東京--K日光--水戸(データ総数930)
<確率の高いデータ>
東京晴・日光曇・水戸晴 100.0%(2-2) TD 0.2%
東京と水戸の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)12月K日東京--水戸(データ総数930)
<確率の高いデータ>
東京晴・水戸晴 89.8%(586- 526) TD 63.0%
日光と水戸の関係
B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)12月K日光--水戸(データ総数930)
<確率の高いデータ>
日光曇・水戸曇 56.4%(55-31) TD 5.9%
上記より、水戸の天気は、晴 です。(確率の高いデータを水戸天気年輪標準木とする。Hb(→M)
「東京と日光と水戸の関係」
享保七年十一月三日→ 1722年12月10日
日光 曇 夜中灰降る
水戸 晴 Hb(→M) 浅間山噴火 噴火灰少し降る
東京 晴
沢山のデータを集めて傾向を確かめてみる。
昔の天気は大変面白いですね。
茨城県水戸市での大変貴重な天気と浅間山噴火と灰の貴重な資料です。
【参考記録】
浅間山噴火
享保七年
十月十日(11/18)気象庁HP
十月十ー日(11/19)気象庁HP
十月十ニ日(11/20)気象庁HP
十月十三日(11/21)気象庁HP
十月二十四日(12/2)江戸灰降る 有徳院実紀
十月二十六日(12/4)気象庁HP
十一月二日(12/3)水戸鳴物、時刻1時頃 方角南西鳴物2つ 享保日記
十一月三日(12/10)水戸夕方砂少し降る
十一月三日(12/10)日光晴夜中灰降る 御番所日記
十一月六日(12/13)20時頃右ノ方にて鳴物有。但、1つ響大きい 享保日記
十一月十六日(12/23)気象庁HP
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