古天気学 A

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「享保日記」享保九年四月二十四日 郭公初鳴き編 

2016-04-23 15:54:07 | 古天気学
「享保日記」享保九年四月二十四日 郭公初鳴き編 

2016年4月23日 土曜日 天気 晴 

「享保日記」享保九年四月二十四日

「一、郭公之事、同四月廿三日ニ啼。」を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保九年四月二十四日 → 1724年5月16日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天気種類 郭公(カッコウ)初鳴き 平年は5月12日頃

気象庁生物季節観測より

気象台発表の旧平年日(1981〜2010年平均)

水戸 最早 2月5日 平年 3月9日 最晩 4月3日

「検証結論」

水戸 現在の平均が3月9日。享保年間の平均が5月12日頃

現在と比べると2か月以上遅いことがわかります。(現在の北海道・網走の平均が5月5日より初鳴きが遅いことがわかりました。)
水戸の月平均の気温とカッコウの初鳴きの関係が解れば大変興味がわきます。

茨城県水戸市でのカッコウ初鳴き大変貴重な資料です。

郭公初鳴き
享保六年四月廿一日 → 1721年5月16日
享保七年三月廿八日 → 1722年5月13日
享保八年四月二日  → 1723年5月6日
享保九年四月二十四日 → 1724年5月16日

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