古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

「享保日記」享保十一年二月十五日 天気編

2017-09-14 07:38:29 | 古天気学
「享保日記」享保十一年二月十五日 天気編 

2017年9月14日 木曜日 天気 晴

台風18号の行方は? 三連休はどうなる。 

「享保日記」享保十一年二月十五日

「享保十一年二月十五日 ・・・終日天気能シ。」を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保十一年二月十五日 → 1726年3月18日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天気種類 終日天気能シ → 終日晴
 
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)

享保十一年二月十五日 → 1726年3月18日

弘前 晴
八戸 雨
日光 晴
東京 晴
八王子 晴
鯖江 晴
伊勢 晴
京都 晴
池田 晴(雨)
津山 晴
諫早 晴
臼杵 晴(雨)

古天気学データベース(KTDB)

弘前 晴

「検証結果」

年月日 享保十一年二月十五日 → 1726年3月18日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 晴

「データ整理」

享保十一年二月十五日 → 1726年3月18日

弘前 晴
八戸 雨
日光 晴
東京 晴
八王子 晴
鯖江 晴
伊勢 晴
京都 晴
池田 晴(雨)
津山 晴
諫早 晴
臼杵 晴(雨)

「検証結論」
 
二月十五日(1726年3月18日) 日光の天気は、晴 東京の天気は、晴、水戸の天気は、晴です。

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。

「享保日記」享保年間の月食を検証 Ⅱ 天文編

2017-09-13 08:37:39 | 天文
「享保日記」享保年間の月食を検証 Ⅱ 天文編 

2017年9月13日 水曜日 天気 晴  
  
享保年間の月食をを検証する。

享保二年八月十七日・享保三年二月十六日・享保三年八月十六日・享保四年一月十六日・享保四年七月十五日・享保六年十二月十七日・享保六年六月十六日・享保七年十一月十五日・享保七年十一月十六日・享保十年三月十五日・×享保十年九月十六日・享保十一年三月十五日・享保十三年一月十六日・享保十三年七月十五日・ 享保十四年一月十七日・享保十五年六月十六日・享保十六年十一月十五日・享保十七年五月十六日・享保十七年十月十四日・享保十八年四月十五日・享保十八年十月十五日・享保二十年三月十五日

22件の中、享保十年九月十六日の1件は以前に検証したので、21件を検証して行きます。

「テータ変換」

年月日 享保三年二月十六日 → 1718年3月17日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天文種類 月食 → 月食 

ステラナビゲータ10で検証

月食 食分1.76

3月17日 食始め 16日23:09 食甚 00:55 食終 02:41

月食 食分1.76で真夜中 16日23時09分に食が始まり、食の最大 17日00時55分 食の終わり 17日02時41分の早朝で終わっている。 

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)

享保三年二月十六日 → 1718年3月17日

弘前 曇
八戸 曇
盛岡 雪
日光 晴
東京 晴
関山 晴
伊勢 晴(雨)
池田 曇(雨)
津山 晴
諫早 雨

古天気学データベース(KTDB)

享保三年二月十六日 → 1718年3月17日
弘前 晴 午の刻より曇小風
八戸 曇

「検証結果」

年月日 享保三年二月十六日 → 1718年3月17日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 - 

「データ整理」

享保三年二月十六日 → 1718年3月17日

弘前 曇
弘前 晴 午の刻より曇小風
八戸 曇
盛岡 雪
日光 晴
東京 晴
関山 晴
伊勢 晴(雨
池田 曇(雨)
津山 晴
諫早 雨

「検証結論」

二月十六日 (1718年3月17日)は、 日光の天気は、晴 東京の天気は、晴、水戸の天気は、晴です。月食が見られた確率が高い、しかし、早朝のため?
全国的には、盛岡・諫早は雪や雨のため月食が見えた確率が低い。その他の都道府県は、天気が良く日食が見えた確率が高い。

全国的に、資料の発掘が必要ですね。

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。

「享保日記」享保年間の月食を検証 天文編

2017-09-12 11:10:25 | 天文
「享保日記」享保年間の月食を検証 天文編 

2017年9月12日 火曜日 天気 小雨  
  
享保年間の月食を、検証する。

享保二年八月十七日・享保三年二月十六日・享保三年八月十六日・享保四年一月十六日・享保四年七月十五日・享保六年十二月十七日・享保六年六月十六日・享保七年十一月十五日・享保七年十一月十六日・享保十年三月十五日・×享保十年九月十六日・享保十一年三月十五日・享保十三年一月十六日・享保十三年七月十五日・ 享保十四年一月十七日・享保十五年六月十六日・享保十六年十一月十五日・享保十七年五月十六日・享保十七年十月十四日・享保十八年四月十五日・享保十八年十月十五日・享保二十年三月十五日

22件の中、享保十年九月十六日の1件は以前に検証したので、21件を検証して行きます。

「テータ変換」

年月日 享保二年八月十七日 → 1717年9月21日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天文種類 月食 → 月食 

ステラナビゲータ10で検証

月食 食分0.61

9月21日 食始め 0:30 食甚 02:55 食終 04:19

月食 食分6分で真夜中 0時30分に食が始まり、食の最大 2時55分 食の終わり 4時19分の早朝で終わっている。
 

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)

享保二年八月十七日 → 1717年9月21日

弘前 雨
八戸 晴
盛岡 晴
日光 晴
関山 晴
伊勢 晴
京都 晴(曇)
池田 晴(雨)
津山 晴
鳥取 曇
諫早 小雨

古天気学データベース(KTDB)

享保二年八月十七日 → 1717年9月21日
弘前 昨夜より風雨 辰の刻まで それより晴
石巻 晴

「検証結果」

年月日 享保二年八月十七日 → 1717年9月21日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 - 

「データ整理」

享保二年八月十七日 → 1717年9月21日

弘前 雨
弘前 昨夜より風雨 辰の刻まで それより晴
八戸 晴
盛岡 晴
石巻 晴
日光 晴
関山 晴
伊勢 晴
京都 晴(曇)
池田 晴(雨)
津山 晴
鳥取 曇
諫早 小雨

「検証結論」

八月十七日(1717年9月21日)は、 日光の天気は、晴 東京の天気は、不明、水戸の天気は、晴です。月食が見られた確率が高い、しかし、早朝のため?

全国的には、青森県は雨のため月食が見えた確率が低い。その他の都道府県は、天気が良く月食が見えた確率が高い。全国的に資料不足で調査の必要があります。

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。

「享保日記」享保四年一月一日の天気を検証 天気編

2017-09-11 14:38:01 | 古天気学
「享保日記」享保四年一月一日の天気を検証 天気編 

2017年9月11日 月曜日 天気 晴 午後曇  
  
享保四年一月一日の日食が見られたときの天気を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保四年一月一日 → 1719年2月28日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天気種類 ー → ー 

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)

享保四年一月一日 → 1719年2月28日

弘前 雪
八戸 雪
盛岡 晴
日光 晴
東京 晴
伊勢 晴
京都 晴
池田 晴
津山 晴
鳥取 晴(雨)
諫早 晴(曇)

古天気学データベース(KTDB)

享保四年一月一日 → 1719年2月28日
弘前 快晴 夜中小雪

「検証結果」

年月日 享保四年一月一日 → 1719年2月28日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 - 

「データ整理」

弘前 雪
弘前 快晴 夜中小雪
八戸 雪
盛岡 晴
日光 晴
東京 晴
伊勢 晴
京都 晴
池田 晴
津山 晴
鳥取 晴(雨)
諫早 晴(曇)

「検証結論」

一月一日(1719年2月28日)は、 日光の天気は、晴 東京の天気は、晴、水戸の天気は、晴です。

青森県と岩手県は天気が悪く日食が見られない可能性が高いが、それ以外の東北地方・関東甲信越・近畿中国・四国九州地方では日食が見られた可能性が非常に高い。

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。

享保時代の水戸での日食の検証 8

2017-09-10 21:29:53 | 天文
享保時代の水戸での日食の検証 8 

2017年9月10日 日曜日 天気 晴  
  
享保時代の水戸での日食の検証 7で、「享保日記」から正徳六年三月朔日・享保五年七月一日・享保八年五月一日・享保十五年六月一日・享保十六年十二月一日・享保二十年九月朔日などを検証しました。再検証した結果、享保四年一月一日の日食が見落としていたことが分かりました。

享保四年一月一日の日食を検証。

「テータ変換」

年月日 享保四年一月一日 → 1719年2月19日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天文種類 日食 → 日食 

ステラナビゲータ10で検証

1719年2月19日 茨城県水戸市 食分0.41
日食始まり 16時40分
最大    17時40分(地平線の下に位置し見えず) 
日食終わり 18:34(地平線の下に位置し見えず)

「結論」

2月19日日食(食分0.41)が16時40分ごろ欠け始め、17時27分頃地平線の下に入り見えなくなる。

これからの史料の確認が必要です。


茨城県水戸市での大変貴重な資料です。