季節も10月になると少し寒さが増してくるころです、1993年10月23日、普通開催です、23期は元気よく、浦田信輔、別府敬剛とも初日から8着発進! まっ、早い話がビリです、竹谷隆は6着、重富宣孝は2着と健闘してます。
この時からエンジンの整備に朝から晩まで檄が(シゴキ)ロッカーで飛んでいたと聞きます、走路に練習にでると鬼師匠は恐ろしい眼で浦田の動きを観察してましたね、愛情が厳しさに変わるとき人は鬼となりますよ、ロッカーで生き抜きのゲームをしていたらゲンコツもんです、遊ぶ暇があったら仕事をしろ! 強くなりたいなら練習しろ!
容赦なく大声が飛んでいたと聞きます、まだ若い彼には人生、初の出来事でしたでしょうね、スポンジのように全てを吸収したからこそ、今のパンジャがあるんです。
2日目は出場せず、3日目となります、2Rベテラン金山清司を押さえて、1着となっています、試走3,43 上がり3.494です、レオ! 4日目1R3着です。
そして、最終日、初の自落!【落車】を経験してますね、浦田信輔!、別府敬剛は8着です、彼は後、中村政信の元へ行きます。 優勝戦 タック 桝崎正選手の優勝で幕となっています。 現在のオート界は師弟子と言うよりは仲間同士の整備関係みたいです。