深夜3時近くまで、ローザンヌバレエコンクールファイナル見ちゃいました。
娘は途中で寝落ち。
一部はクラシックバレエ、二部は大好きなコンテンポラリー。
ファイナリストは20人なので、あっと言う間のパフォーマンスでした。
そこから表彰式までの間に、長年ローザンヌのコンテンポラリーに貢献してきたコリオグラファー(振付師)ジョン・ノイマイヤー氏にLifetime Achievement Awardが授与され、スピーチがありました。
そのスピーチが感動的。
「……審査員には今のテクニックではなく、そのダンサーが今後どんな可能性を秘めているかを評価して欲しい。
自分はこのコンクールでの順位には全く興味はありません。
人間には1位、2位なんていう格付けはないのです。
誰もが神から与えられた個なのです。
それを尊重しなければなりません」
喉を詰まらせながらスピーチするノイマイヤー氏に、ジーンと胸打たれました。
1位には
凄まじい「ニジンスキー」を踊ったイタリアの17歳、ミケーレ・エスポジート君。
コンテンポラリー賞とベスト・スイス賞も受賞✨
日本の中尾太亮君は3位、
山元耕陽君は4位。
個人的な好みでは、
ミケーレ君の爆発的、かつ繊細な「ニジンスキー」
山元君の「Yondering 」
フォスターの「金髪のジェニー」"Jeanie with the light brown hair"の歌に乗せたダンス、切ない歌詞と相まって感動的。
8位、韓国のSunn Linの"Wrong Note Rag"
これを選択したのファイナルでは一人だけ。キレッキレで華のあるダンス。
15-18歳の若いダンサー達にエネルギーいっぱいもらい、今週も張り切って行きたいと思います。