ブランには大阪と鹿児島にふたりのおばあちゃんがいます。
1歳の頃のブラン
正確には大阪のおばあちゃん
と
鹿児島の曾ばあちゃん
です。
以前、鹿児島の曾ばあちゃんが大阪のおばあちゃんの家に来ていた時
ブランを連れて遊びに行きました。
おばあちゃんはもちろん
曾ばあちゃんも動物大好き
実は曾ばあちゃんが大阪に来ていたのは
ずっと飼っていたネコが死んでしまい
その後、精神的に不安定になったためです。
心配した母の両親(おじいちゃんとおばあちゃん)が
大阪に呼び寄せたのです。
おばあちゃんの家はブラン家から車で30分くらいなので
よく遊びに行ってました。
なので、ブランは慣れたもので
勝手に家の中をウロウロして好きにしています。
でも、この日は、ひいばあちゃんがいたので
ブランの反応が楽しみだったのですが
(小さい頃に1回、会ったきりだったのに)
人見知りすることなく
ふたりのおばあちゃんに
代わる代わる撫でてもらっていました。
ふたりの間で満足そうなブラン
この後、曾ばあちゃんは1年ほど大阪にいましたが
方言があるから人とも話したがらず
家に閉じこもってばかりになり
口数も減ってしまいました。
結果、
友達がいる鹿児島の老人ホームに入ることになりました。
97歳になる今でも元気です。
三味線や踊り、歌など芸事が好きで
家畜の牛を出荷する時に大泣きしていた
曾おばあちゃん。
また、ブランに会わせてあげたいけど
鹿児島は遠いなぁ
ブランは他所の人には噛みません。ただしドクターに対しては
嫌な事を長い時間する時に限って噛みに行きます(笑)
他所の犬にも、ある特定の子以外はほぼ無視か、気が向いたら挨拶する程度です。
基本、外面はいいんです。
年をとったら外へ出るべし!と言っている方が居ましたが、
うちの母を見てるとそう思います。
人を避けるように暮らし、しかも動物さん嫌いなので
動物さんはセラピーにもなるので、
癒されながら笑顔で過ごせるし、ブランちゃんはまさに、
二人のおばあちゃんの活力源ですね!
鹿児島は遠いですね。
でも気持ちは十分届いていると思います。
いつか、会えると良いですね
聞いたことがあります。
おばあちゃんのネコが死んだ後、
とても寂しそうだったので、ワンコのぬいぐるみを
プレゼントしたんですけど、
名前をつけて、一緒に寝ているって言ってました(笑)
ブランを撫でながら見せていた笑顔が
とても穏やかで優しかったのを思い出します。