皆さんは
『夜間救急動物病院』を
利用されたことはありますか？
利用しないのが一番ですが
万が一、夜遅くに愛犬の体調が悪くなった時
翌朝までとても待てそうにない緊急の時
母の経験が少しでもお役に立てればと思い
簡単に説明したいと思います。
ブランが行った病院だよ。
いつもの病院じゃないところに
1回だけ行ったでしょ。
随分、昔のことだから忘れちゃいました。
仕方無いですね。
では、母が思い出しますね。
2月の深夜1時頃でした。
遅く帰った父のあとを追って
父より先に2階に上がろうとしたブランは
足を滑らせて階段から落ちてしまいました。
今まで聞いたことがない程の大きな声に
2階の寝室で先に寝ていた母はビックリして降りて行くと
パニックになったブランが抱っこする父の手や腕に噛み付いたようで
父はあちこちから血を滲ませていました。
最悪の場合、ブランの骨が折れているかもしれないので
床に降ろせませんでした。
とにかくすぐに夜間救急動物病院に電話しました。
～受診するには事前に電話で状況を説明しなければいけません～
およその到着時間を告げて、急いで病院に向かいました。
この時、父は夜食の際にビールを飲んでいたので
雪の降りしきる中、母が運転しました
いざという時、役に立たない父です。
病院に着くまでの間もブランの興奮は収まらず
噛もうとして歯がカチカチ鳴っていました
病院へは2時過ぎに到着。
車を停めて助手席に回りブランを受取りました。
もちろんこの時に母も噛まれました。
受付で名前を言ってすぐに診察室へ。
結果、骨は折れていませんでしたが、
『明日、主治医に見せて下さい』
と診断書を渡されました。
その間、看護士さんが血だらけの父と母を見かねて
噛まれた傷の手当をしてくれました。
『人間までお世話になってすいません
』
動物病院で治療してもらった人間です
その後、痛む手で書類に必要事項を記入しました。
かかりつけの病院名を書くと加盟病院だということで
本来、初診料8000円のところ5000円になりました。
（昔のことなので、今はもう少し高いかも・・・です）
これに診察料が別途かかりますので
諭吉さんの二人や三人は最低でも持って行った方がいいです
ブラン家の教訓
その1.深夜の飲酒に注意。
その2.口輪を用意しておく。
その3.ある程度の現金は持っておく。
って、何か笑える教訓ですが・・・
これでも、少しはわかったよという方、ポチっとお願いします。
あの日、病院の待合室には
長椅子に仮眠するおばあさんとワンちゃんがいました。
一体何の病気だったのか
随分前からそこにいらっしゃったようで、
私たちの大騒ぎに起きて、少し笑みを見せて会釈してくださいました。
でもワンちゃんはずっと横になったままでした。
あの頃は深夜3時までの診察だったと思います。
今は夜8時から早朝6時までになっています。
（最寄りの病院で違うと思いますので、予め調べておいてくださいね）
パニックになって道路を走り回るおーちゃんを私が無理矢理捕まえてどうにか歩道まで抱いて戻り、おーちゃんの顔を確認し（その時はもう顔はグチャグチャに潰れてると思いましたから・・・）
事故の音とおーちゃんの悲鳴を聞きつけて家から裸足で飛び出して来た次女と姑が近寄ってきたときには、私は腰を抜かして冷たい冬の歩道に座り込んだのを覚えています。
確か年末でした。
唇から少し血が滲んでいました。すぐにかかりつけの先生の携帯に電話したら「学会の忘年会で都内にいるから帰るのに時間がかかるし、飲んじゃってるんだよね」って言われてしまいましたが。状況報告すると「血が出てないし自分で歩けるなら明日朝一で連れて来て」って・・・
おーちゃんはその後水を飲んでも吐かないし、次女に遊んで～、って催促するくらい元気。
私は一晩中眠れませんでしたけどね。
結果は、今の元気なおーちゃんを見ればわかるでしょ(笑)
タクシーの運転手さんにも謝って、凹んだ車は修理代を請求してください。と言いましたが、運転手さんは「もし亡くなっても責任は取らない、だから修理代も要らない」と・・・
大事にならなくて良かった真夜中の事故でした。
さくらもアルバもお世話にはなる事がないと思います。
と言うのも掛かりつけの病院は緊急の場合は夜中でも診察してもらえるからです。
以前は違う病院に行ってたのですがさくらが「てんかん」の病気になってからかわりました。
前の病院は時間外、日、祝日は診察してもらえないからです。
さくらが最初の発作を起こした時がまさに時間外の祝日だったんです。
その時は友人のワンコが行ってる今の病院の先生に電話でですがアドバイスをしてもらう事ができたんです。一度も診察をしてないワンコは基本時間外の診察他はされないのですがこの時は本当に救われました。
この事があってから今の病院にかわったんですよ。
アルバも何度か夜中にお世話になった事もありました。
しっかり時間外手当は取られましたけどね。
教訓その３はまさにその通りですね。
緊急事態はなぜか時間外が多いわが家です(+_+)
今のおーちゃんを見れば大丈夫なのがわかっているのに・・・。
そういう場面を他所のワンちゃんで経験して知っていたので、あの時の光景とオーバーラップしてしまいました（汗）
でも、ほんとうに大事に至らなくて良かったぁ・・・
怪我や病気は時間や場所を選ばず起こりますよね。
飼い主は冷静に正しい判断をしなければなりませんが、オセロままの「その場に座り込んでしまった・・」
はすごくよくわかります。私も同じ場面になったら
きっとそうなってたと思います。
お医者様にも、おつきあいもあるでしょうし、
こういう場合は仕方無いで諦めるしかないんでしょうが、もし酷い怪我だったらと思うと
救急車も呼べないし、自ら運転して救急病院に連れて行くことになるんでしょね。
お世話になることがないよう願うばかりですね。
うりつがパルボになった時も、こういった病院があればと思いました。
群馬県は今年の春から夜間救急病院がやっと開院しました。
１２時までですが、これで救われる命もあると感激でしたよ。
緊急の場合は慌ててしまいますが、
冷静に対処しないといけなのですね。
現金も！ですね。。。
私ならブランちゃんではないけどパニックになってしまうかもです。
咄嗟に手を出すと噛まれることもありますね。
ブランの様に普段からガゥガゥ言ってる子なら
まだ心構えも出来ていますが、普段従順な子だと
それだけでショックですよね。でも自分に起こった事に驚いて怖くて必死なのだということが、抱っこされガゥガゥ言いながらも、ガタガタ震えているのを見るとわかります。ただただ大丈夫としか言ってやれませんが、この子を守るんだっていう気持ちは強くなりました。
口輪は構えず後方からスッとサッとがポイントです。（大阪人独特の表現ですいません
膿皮症は・・・足踏み状態です。
今度炭酸水シャンプーをしてみようかと考えています。
時間外は一切ダメなんて・・・そんな病院はこっちもダメですよね
ブランも時間外や休日に先生に電話したことが何度かあります。病院の電話が先生の携帯に転送されて必ずお話を聞いてもらえるから安心です。
さくらちゃんとアルバ君も今はいい先生に巡り会えてよかったです。
まぁ、人間の出来る事は・・・せっせと働いて治療費を十分用意することですかね（笑）
本当は24時間体制のところがあれば更に安心なんですけどね。人間もそうですが、獣医さんの人数も足りないのでしょうか
でも、少しづつペットの環境も整っていくことを願います
緊急の場合はワンコもパニックになっている事が多いので、人間も一緒になって
ワンコに移って興奮を増長してしまうと思うんです。
それでなくても、ブランは普段から病院でドキドキし過ぎて心音や検温の数値は当てになりません