スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

三枝之礼

2006-05-10 14:45:02 | 人生
昔から、”ハトに三枝の礼あり、カラスに反哺(はんぼ)の孝あり”と言われて居ることをご存じですか。
あの鳩さえも、子は親に敬意を払って、親鳥よりは三枝下に留まり、
烏は雛の時に養われた恩に報いるため、親鳥の口に餌を含ませてかえす
と言われている。

実際、あなた方はお忘れでしょうが、乳飲み子だった時は
親は夜中でも起きてオムツを取り替えお乳をくれた。
夜昼関係なく、数時間おきにオギャァオギャァーと泣いたのです。

よちよち歩きの時は一時も目を離すことができません。
周りには、危険が一杯だからです。
あなたの後ろにはいつも親が居たのです。


下↓:母子草(ハハコグサ)


撮影は多摩川土手 名前が分からず”お蔵”にあったものですが、スイポテさんの部屋でこの名前を発見したました。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
toraraさん、こんにちは (polo181)
2006-05-11 12:31:02
コメントを有難う。そうか、私の場合は、家計のやりくりが大変なのに、いろいろとねだって母親を困らせました。NHKの日曜日午後6時10分から始まる”ワールとネットワーク”を毎週見ています。その番組の最後に世界各国の子供達を紹介しています。貧しい国の子供達は口々に「早く働いて親を楽にしてあげたい」と言います。当時私たちは貧しかったけれど、そのような考えを持つことが出来ませんでした。今思えばとても残念です。母の日か・・母はいない。
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熊子さん、こんにちは (polo181)
2006-05-11 12:20:47
コメントを有難う。怪物君の言葉を入れて、スパット仕事を辞めるあたりは、さすがだなぁと思います。なかなか出来ないですよ。壁や天井にあたり、母や弟に手を出さなかった彼はちゃんと自制心が効いていたのですね。いまでは、優しいアンちゃんに成長したから、結果的に母親合格ですよ。独立する日が楽しみでしょう。
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anikobeさん、こんにちは (polo181)
2006-05-11 12:14:36
コメントを有難う。後悔のない両親との別れを成し遂げたanikobeさんは立派です。私なんかは、振り返れば親不孝ばかりして後悔し切れません。さすがに、両親の晩年はちゃんと看取りましたが。

春の七草とも知らずに(もちろん全部知りません)いました。七草粥はスーパーで買ってきて作っているようです。遅ればせながら徐々に勉強をします。
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おはよう御座います (torara)
2006-05-11 09:53:31
私は母を早くなくしました。

自分が子供を生んでみて始めて親の有り難さを感じるような親不孝な娘でした。

若気の至りで「産んでくれなくても良かったのに」

等と暴言を吐いたりもしましたが

母の生きているときに「お母さん有難う」といえなかったのが・・・・娘らしい心ずかいが出来なかったのが残念です。

もうじき母の日。

息子たちが素直に育ってくれたのが母にせめてもの恩返しかもしれません
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思い出します (熊子)
2006-05-11 00:40:30
そうです、怪物君が荒れた一時は私は朝も夜も仕事一徹であり家族は二の次三の次の仕事に対しては過度期でした。あの頃の怪物君の凶暴だった理由を聞きましたらね、「オッカーを殴ることは出来ないし、弟を殴ることもできない、でもこの先の進路に不安があっても、オッカーは仕事仕事だったし、壁にドアに当たった」、こう言われた7年前でした。その一言でね、スッパリ仕事を辞めて一時期家庭の母になりました(半年間でしたが)。私は子供に教えてもらった駄目母でした。
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母子草 (anikobe)
2006-05-10 22:58:49
子育ての中だ、すでにどれだけ親に世話をかけて育てられたか、何度も痛感してきましたので、両親の最期までお世話できて、思い残すことのないときを過ごせた自分は幸せだと思っています。



母子草は、春の七草の中にある「ごぎょう」なのです。

花が咲くまでの若いうちに、お正月のご馳走続きの1月7日の七草粥として先人の、知恵から生まれた日本の食生活ですね。

葉の裏が白い産毛に覆われている様子が、赤ちゃんの舌のようなので、母子草と名がついたという説もあるようです。



当地の野辺ではよく見られます。

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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2006-05-10 22:05:40
コメントを有難う。隅々まで読んでくれて有難う。今日は、久しぶりに河原に出て、望遠で水鳥を探しました。相変わらずあのヒラヒラの仕掛がはためいていて、”収穫”は全然なしでした。それで、遠くを見ると鳩たちが居るのを見て、三枝之礼のことを思い出しました。私たちの世代は、親を大切にしました。もちろん、親も子を大切にしました。でも、そうではない人々が増えているように思えます。

よほどの人でないと、孤独には耐えられません。どうしても親しい人が欲しい。見守ってくれる人が欲しいのです。もちろん、仕事にも通ずることですね。

野草の大切さが日を追って理解できるようになりました。
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なんか (あまもり)
2006-05-10 21:32:04
poloさんの記事を読んで、スイポテさんのコメントを読んで、そしてpoloさんの返信コメントを読んで。

なんか、じ~ときてしまいました。

三枝之礼は知りませんでした。感謝するのを忘れたらあかんということですね。肝に銘じます。

私はもう大人になった子供たちの親ですが、私自身、感謝することを忘れることがあります。仕事にも通じることですね。

ハハコグサは私の周りでは見かけません。大事にしたい野草ですね。
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スイポテさん、こんばんは (polo181)
2006-05-10 21:06:45
コメントを有難う。へえ、またまた驚き。母子草が草餅に使われていたとは。私の周辺でも数は少ないですよ。散歩中にたまたま見付けて一体これは何だろうと思いながら撮影したのでした。

三枝之礼については、若い読者に読んで貰いたいと思って書いたものですから、貴女には”釈迦に説法”だったと思います。

青少年はみな、誰も彼もみんな、「私を見守ってくれている人がいる」と知ったら、非行に走ることはありません。彼が壁を蹴破った時に、私が「駄目じゃないか、物にあたったりして」と注意をしたら「母さんを殴るよりは良いでしょう」と返ってきました。今は柔和で明るい青年です。
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母子草 (スイポテ)
2006-05-10 17:02:41
母子草(ハハコグサ)も帰化植物ですが、日本古来の植物と言っていいほど古くから馴染みの草です。

ヨモギで草餅を作る前は、ハハコグサが使われていたともありました。

そんなハハコグサも、数が減ってきているんですね。



三枝の礼のお話、じーんとしました。

昨日のブログ、私途中でコメント入れちゃったんですね。ごめんなさい。

後半のお孫さんの話、感激しました。

うちの12歳の孫のことを重ね合わせて読んでしまいました。

あの子はまだこれから扱いにくい年代に架かるところです。

そんな彼も成人したらお孫さんのように私達を喜ばせてくれるでしょうか。



そして、私自身も母親に敬意を表しているかと反省しました。



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