自分で言うのは憚られるが、私は戦時中の人間だから少々の事には我慢ができる。何処ででも眠るし、本当にお腹が空けばドッグフードだって食べるだろう。一週間、風呂に入らなくてもちっとも困りはしない。誰とでも仲良くできるし、少々侮辱されても何処吹く風だ。だが、一つだけ泣き所がある。それは睡眠時間だ。最低7時間は眠らないと生きて行けない。何かの事情でこの流れが乱されると、その次の日は一日中頭の中が鉛のよ . . . 本文を読む
恥ずかしながら団体旅行は後にも先にも今回が初めてだ。彼等は観光のプロだから、見所を心得ていて効率よく案内してくれる。しかもそれぞれの名所の説明をしてくれる。大変効率が良い。私がこれまでに数え切れないほど日本各地を旅行しているが、ほとんど全部がマイカーによる旅行だ。カーナビや観光ガイドを睨みながらよたよたと走る。目的地に到着しても、まず駐車場探しから始まる。だから、京都などを見物すると . . . 本文を読む
三泊四日のツアーの行程はおおざっぱに言えば函館、洞爺湖、富良野、札幌、小樽だった。つまり道南と道央の一部を駆け足で回っただけだ。これだけで北海道を語ったら笑われるだろう。知床、釧路など見るべきところはまだまだある。だから、今回の旅行の範囲に限定して言わせて頂きます。函館の煉瓦街や元町周辺は雰囲気が良かった。坂が多くてちょっとしたサンフランシスコだ。函館山から見た夜景は素晴らしかった。狭 . . . 本文を読む
分刻みに動き回るバスツアーは忙しい。いちいちメモを取らないとどこを見物したのか忘れてしまうほど盛りだくさん。うれしい悲鳴を上げた。もう一度時間を掛けて訪れたい場所はと尋ねられれば、即座に美瑛町にある拓真館と答えるだろう。私は今回訪れるまでその存在すら知らなかった。風景写真家の前田真三氏の写真を展示してある記念館だ。展示されている写真ははどれも入魂の作品だ。二度とその瞬間は訪れないだろうと確信できる . . . 本文を読む
コメントに返信ができなくて申し訳ありません。行く先々で活気ある外国人の団体客に出会います。東洋系あり西洋系ありで、人種はさまざまです。見るもの聞くもの食べるものみな素晴らしくて、これなら観光立国として十分成り立つと確信が持てました。この美しい国土を子孫に残してあげれば、それだけで食べて行けると思いました。今夜は洞爺湖温泉泊まりです。では、また。写真は大沼公園です。 . . . 本文を読む
ご無沙汰しました。コメントを頂いてもお礼の返信ができません。悪しからず。函館にいます。モペラで函館山から見下ろした夜景を送信します。水も空気もお米も美味しい。今日一日で、東京での1年分の体験をしました。閲覧してくださった方、コメントを下さった方、本当に有難う。明日は洞爺湖へ移動です。そこからまた送信いします。では。 . . . 本文を読む
ラブラドール8歳♂ この姿で飼い主(娘)の帰りを待ち続ける。娘は朝7時に家を出て、夕方6時に帰宅する。この間私に時間があれば、遠くの遠くまで散歩に連れて行くこともあります。でも、彼は誰が飼い主か心得ている。私を単なる友達とみなしているようだ。<携帯で撮影して携帯で送信する> . . . 本文を読む
先日の父の日に、娘がわざわざ銀座に出かけてお洒落なショルダーを買ってくれた。妻の口から漏れ聞こえてくるのは、娘は折角の北海道旅行だから軽くてお洒落な物をと考えて買ってくれたらしい。ところが人の話によれば、バスによるツアーはずいぶんと歩かされるとのことだ。歩くのはちっとも苦には成らないが、首にカメラをぶら下げるから、ショルダーは邪魔になるだろう。それよりはウェストポーチのほうが楽だ。まずい . . . 本文を読む
右の写真をクリックしてください。これが草鞋わらじです。わずか60年前、私たちはみなこれを自分たちで作りはきものとしていた。6歳ともなれば稲ワラを木槌きづちでトントン叩いて柔らかくした。口に含んだ水を霧状に吹き付けてトントン叩いた。充分柔らかくなったら適当な太さで縄に縒よった。靴の材料である皮やゴムは全部兵隊さんの物資に使われて、われわれ民間人の手には入らなかった。学級ごとに年に一度5,6 . . . 本文を読む