オオヨシキリ
「オオヨシキリなんていつでも撮れるわい」とタカをくくっていたけれど、どっこい
こいつは、そう簡単には撮らせてくれません。例年、この時期はサンコウチョウの方へ
走って、オオヨシキリには見向きもしなかった。ところが、どういう訳か気になって
撮影を始めて見たら難しいことが解ってきました。
おおむねどの鳥も同じなのだけれど、目と目が合うと相手は飛び去ります。
茂みの中でしきりに鳴いているのをみて、その居所を探そうとします。
大音量でさえずるのだけれど、なかなかピンポイントでその場所を
探し当てることが出来ません。隅からすみまで探して見つかったと思うと、
相手はさっさと逃げてしまいます。それを今日まで四日ほど繰り返して
きました。考えてみれば、樹木は日に日に枝葉を延ばして見えにくくなります。
それの中に入るのだから、もうお手上げです。もっと早い時期に撮影すべきだった
のです。それで、今日は、まあまあ近い距離で撮れたのをもって締め切りとします。
明日からは、他へ目を向けることにします。
デジブック 『思い切りはじき飛ばす』
お久しぶりです
オオヨシキリは大きな声で鳴いている様子
目と目が合うと逃げるのはどんな鳥でも同じことなんですね
3枚目の写真が素敵だなあと思いました
本当に大声で鳴いている様子が、わかります
そうですね、野鳥は目と目が合うのを嫌います。あらぬ方向を見ていると安心しています。
ところが、相手の間所を見つけると、さっさと逃げますよ。かれらは、大変な視力です。
よくまぁ、こんなに長い間鳴くものだと感心するほど、鳴き続けます。その訳がわかっていません。
昔を思い出します。
オオヨシキリ、さすがです。